野の花日記
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2013年07月13日(土)   語学において、継続はたぶん力

電車の中で「リトルチャロ」の本を読んでいるが、辞書がなくても読めるようになっていて、嬉しい。
私は会社を辞める頃に初めて受けたTOEICが、たったの300点ぐらいだったのだ…
全然わからない人が適当にマークしてもそれ位とれるそうで…

図書館員になってから、カウンターにいると、偉い先生が「彼、英語なら話せるから」と中国人を連れてきたり、日本語がおぼつかないインド人が来たり、これはまずいと手当たり次第にやり始めて現在に至る。

今の職場には研究の仕事をしているカナダ人の女性がいて、時々話すが、まるっきり日本人と同じ感覚で話している。
先日彼女がキリンの「真っ赤な果実のビタミーナ」を飲んでいて、私が「それずっと気になっているんだけど美味しい?」と聞いたら、「ソーダで割って飲むのが好きなんだけど」と言いながら、ペットボトルの原材料名をまじまじと見ていた。(ちゃんと読めるらしい)
数秒後、急に「ギャー」とわめき始めたので「どうしたの?」と聞いたら「トマトが入っている〜」と涙目になっていた。彼女はトマトアレルギーなのだ。
いやいや悪かったね、日本語には知らぬが仏ってことわざがあるんだけど、と言ったら、涙目で爆笑していた。もう既に知っている言葉だったらしい。

そんな彼女も数年前は、バイキングのことをハイキングと言ったり(英語じゃないのかな?)
「米を焼くとき」と言うので「ん? 焼くじゃなくて、炊くかな?」と聞いたら頬を赤らめて「スミマセン」と謝られたり、
他言語の習得はきっと、たゆみない努力が必要なんだなと、ずっと見ていて思う。


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