野の花日記
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2013年07月10日(水)   一粒の麦

最近思い出すこと

私の通っていた中学の学年は8クラスあったのだが、8年程前に学年全体の同窓会が開催された。
当時はまだ会社員の頃で、お正月の帰省と重なっていたので出席できた。

100人ほど出席し盛況で、わいわいやっている、
そんな中、顔は知っているけれど話したことのない男性の、何か強い思いで私を見ている様なまなざしを感じたのだが、特に話もせずにそれきりとなった。

あとで思い返すと、そういえば高校生になってから友人の友人経由で、そのまなざしの人から、私の好きだった人の写真をもらったのだなと。
体育祭でその人と私の好きだった人が、じゃれている写真だった。

ああ、あのまなざしからすると、写真をもらったのが私だと伝わっていたのだなと。

いつかまた会うことがあったら、写真をありがとうと言おう。
天国の彼にも導かれてクリスチャンになったのだとも、言えたら言おう。
きっとあの人にとっても、彼は一粒の麦だったろうと思う。


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