2004年06月15日(火)...睡眠不足に溺れる
今日も、眠れないまま朝になった。ベッドの無駄な温もりやスプリングが、身体を浸すには冷たい微温湯みたいで多分に憎々しい。それを何かの所為にするのはとても簡単なことだけれど、其の裏に潜むゆらりとした悲観に嫌気が差す。ただ、体内時計の調子がほんの少し、優れないだけ。
[ 13:32 ]
帰るの、そんな若干の非難と同情を帯びた台詞を背に教室を抜け出した。真っ直ぐ帰宅して仕舞うのも厭で、サボタージュと体調不良の区別が愈々付き難くなった身体に都市風を浴びせる。37階からの情景はきらきらしていて、幸福という言葉に込められた空気を僅かに感じた。