悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」

2014年11月15日(土) (18) 青春の想い出



薄れゆく記憶を、惜しむ。
たくさんの写真と、たくさんのレター。
五日に1度、書いていた。
しかし、発病したとき、
すべて、処分されていた。
大学3年間の想い出が、
すべて、処分されてしまった。


ああ、レターが、残っていたら、
こんな気持ちには、ならなかったろう。
色色なことが、書かれていた。
しあわせが、いっぱい、書かれてあった。


年年(ねんねん)、青春が、薄れてゆく。
消えてゆく、青春の想い出が、残念でならない。
せつない。こころが痛い。

→文集/「生きていることの哀感」
    2014・06・13〜今日
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