㈠きみは、愛するくるしみを、知っているか。 信じきれない、疑いと、 信じるべき、善意とが、 こころのなかで、葛藤している。㈡ああ、きょうもまた、落日のさびしさのなかに、 陽(ひ)は、落ちてゆく。 星は、かがやきはじめる。 わたしの故里のそらに、 満天の星がかがやく。㈢都会のそらに、星はみえない。 きみは、星のかがやきを、 覚えているだろうか。 さびしきうた/文集「生きていることの哀感」 2014・06.13〜11・12 にほんブログ村→ポエム→詩集