ここでは、愛の喪失による痛みや悲しみを、自然界に目を向けることによって、脱却しようと試みる著者のすがたが透けて見える。その静謐(せいひつ)な詩世界からは、喪失によって、研ぎ澄まされてゆく著者の孤独が、ヒリヒリと伝わってくるようだった。1、臨春・臨春2、秋月・花時3、秋声・深省4、夜明け・生涯5、静寂の地・日はまた昇る→2014・02・16〜02・21 にほんブログ村→ポエム→詩集/→哲学・思想→思想