一、愛の詩(うた)
わたしに愛のくるのなら ささやかであれ やさしくあれ わたしに愛のくるのなら たとえは野原に咲く小菊
わたしに愛のくるのなら しずかであれ やわくあれ わたしに愛のくるのなら たとえは夜冬に積む小雪
二、愛
野に見つけた赤い花で いちばん美しいのを やさしい娘にあげなさい すると娘はほほえんで 手をさしだすだろう そうしたら手をとって 野辺をかけなさい
人々は見るだろう その胸の花よりも美しく 二人がしあわせに走ってゆくのを そして人々は その娘を愛している 少年の気持ちになる
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