夕方、母親が「若い人は高市を支持しているらしい。それで自分たちが徴兵されるようなことになってもいいんだろう。それなら仕方ない。仕方ないと思わないとやっていられない」と言った。 それ自体には賛同なのだが、試しに「それは仕方ないけど、でも、そういう人たちは子どもを生まないでほしいよね」と言ってみた。 すると「そうだよね、子どもが迷惑だよ」と返ってきた。 びっくりした。 私だって生まれさせられて迷惑なのだが、母は、自分たちが私に対してそういう迷惑なことをしたと自覚している様子はない。 自分や自分の子どもが徴兵されるかもしれないのに、高市を支持する人たちがいる。そういう人たちが子どもを生むことは子どもにとって迷惑だと分かるのに、自分自身(母自身)が何をしたのかはまるで分っていないのだ。 社会や世界は最近急に悪くなったわけではないのに、なぜ、(誰が首相であれ)この世界に子どもを生むことそのものが子どもへの迷惑(というか害悪)になることに気づかないのだろう。 さっぱり分からない。不思議で仕方ない。
夜のこと。 「頂き女子りりちゃん」は、父親から性的虐待を受けていたらしい。 信田さよ子がツイッターに「父からの性虐待という視点からとらえるとすべてがひっくり返るし「りりちゃん」の言動がきわめて合理的判断に基づいていることがわかる」と書いていた。 そのことを、夕飯のとき、父親の目の前で母親に「〜らしいよ」と話した。りりちゃんへの判決と、実の娘を強姦した父親への判決が著しくバランスを欠いていると思うことも。 父親は私と母の会話には入らず(無視して?)テレビを観ていたが、話は耳に入っていたはずだ。 (強姦ではないが)長らく娘に性的加害をしてきた身として、いったいどういう気持ちで私の話を聞いていたのか。 表面的には無視していても、自分が責められているように感じたり針の筵だったりしたらいいのだが。 まあ、父のことだから、目の前で話していてもまったく耳に入っていなかったという可能性もあるが。
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