誰にも言えない

2020年09月02日(水) CWからの電話

福祉サービスの利用の件でケースワーカーから確認の電話がきた。
利用状況や希望を伝えたあと、ケースワーカーが「何か困っていることはありませんか?」と。

「将来を考えると不安と絶望しかない」「元気なうちに死にたい」とは言えるはずもなく。
しかも、母親がすぐ横に立っていたから、本音(困り事や悩み事)なんて言えない。

たたみかけるように「親御さんももうご高齢だから……」とも言われた。
そんなことは分かっている。
親が病気になる前に、死ぬ前に、一人で生きていく算段をしなきゃならない。
でも、その労力と、いま以上にストレスフルになるだろう日々を想像するだけで、絶望的な気持ちになる。

ケースワーカーからの電話のあと、部屋にいると自然と涙が出てきた。
しんどい。エネルギーがなく、何もやる気が起きない。

いま特に何も困っていないと言えば困っていないけれど、困っていると言えば困り事だらけだ。

誰かに道筋を付けてほしい。
でも、指図はされたくない。

生きることは、苦痛だ。


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憂鬱天使

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