私は女だ。心も身体も自他ともに女と認める、女だ。けれど、時々、一番身近な人間に私の女としての尊厳を奪われる。尊厳を奪われていることに、その場にいる誰一人気付かない。不思議に思ったり、憤りを感じたりはしないようだ。私は女でありたい。障害者であるよりもまず、女でいたい。