梅子の屋根裏部屋

2011年08月19日(金) 日記:ちっちゃい子

私は子どもが好きではなかった。だから自分の子どもでも実際に会うまで、上手くやれる自信も可愛いと思えるかどうかもわからなくて、たよりない妊婦だった。見た目は立派な大人でも中身は成長しきれない子どもなんだから、しょうがないじゃん(逆ギレ)。現在もだけど、何か?

今日病院の待合室でママとちっちゃい男の子を見た。ついこのあいだまで、そんな親子を見ても笑いかけてくれば笑い返すが、泣きわめいていれば軽く非難のまなざしを…的ないやなオババ。でも、今日はぼんやりと、その子のほっぺや小さな手やママにすがりつくその仕草を見ていて、昔は私も持っていたけど、今はなくて、これからは持つことができない、もやもやした(幸せとでもいえばいいのか)モノだなとしみじみ思った。

友人の中にはすでに孫に夢中になっている者もいるが、おなかの中にいる子どもにさえどう対処して良いのか分からなかった私に、まだなんの気配もない孫にどんな気持ちを持てばいいのか…正直わからん。

こればっかりは出たとこ勝負と観念するしかないな。



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