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自分の心に正直にということ。 - 2015年09月05日(土)

いい出会いというかご縁というのは無いものかなぁと思って
ここ最近は過ごしている。
ご縁と言っても、私はもう結婚しているし今更そういった類の
ものを欲しているわけではなくて、それは仕事のご縁のこと。

エネルギッシュなところに惹かれて多くの可能性を期待して、
今の会社に転職したわけだけれど。
たしかにエネルギッシュで、色んなことに挑戦させてもらって
毎日を過ごしている。
ただ、やはり自分の行く末というか進んでいく道として仕事を
考えたときに、ここではないんだろうなという思いがある。
その思いが日々ますます強くなっていて、何かに大きな不満が
あるというわけではなく、自分に覚悟ができない。
この道を進んでいく覚悟。多分ここの道を進んじゃいけない。

そういうことを考えつつ、ひとまず成果を出すために、成長を
実感して糧にするために目の前のことには打ち込んでいるけど
なかなか「いい仕事をしているなぁ」という人に出会えない。
それは、自分がいい仕事をしていないからかもしれないけど。

***

多分お客さん相手の商売というのは向いていないんだろうなと
最近よく思う。

世の中の仕事すべてがお客があることを考えると、すべての
仕事がお客さん相手の商売だし、サービス業なんだと思う。
けれど、最前線に立ってお客さんとやりとりする仕事と、その
裏方として支えていく仕事があるとすれば、自分は明らかに
後者の仕事が向いているような気がする。
前職は後者の仕事が多かったけれど、明らかに今やっている
仕事は前者の仕事ばかり。営業だったりテレアポだったり。

でも、「向いていないんだ」と割り切ることで少し気分が楽に
なることもある。

「この仕事を好きになろう」と常に考えて仕事に取り組んで、
それでもやっぱり人間だから嫌なこともあって、辛いことも
あって、そんなときでも「好きなんだ」と暗示を自分にかけて
進んでいくのは、やっぱりしんどい。
だから限界が近いかなと思った時には「向いていないだから」
と割り切って、もうひとりの自分を客観的な場所に置く。
そうして「これは修行であり、実験であり、単なる成長の場」
と考えて取り組めば、どんなに嫌なお客さんも、自分のミスや
不甲斐なさも、少しは気が紛れたりもする。
向いていないながらもまぁひとまずやってみる。そんな姿勢。

***

この頃よく思うのは、自分の感覚を大切にしようということ。
自分の心に正直にということ。

自分の成長のために自分に負荷をかけたり工夫をすることは
いいけれど、自分の心を我慢させたり無理に押し殺すことは
やっちゃいけないような気がする。

いいものはいい。やってみたいことがあるならやればいい。
よくないと思うなら無理しない。
やりたいことがないなら無理やり探したりしなくてもいい。

自分を信じて、前に進むということ。
少しでも自分の頭で考える習慣をつけて、そのうえで、
何かしら行動をしていれば、きっとなにか見つかる。
そう信じている。

***

2015/09/05 06:55


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