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モチベーションのこと。 - 2015年04月24日(金)

先週の終わりから今週の半ばくらいまでちょっと辛かった。
将来が見えなくて辛かった。

今までも将来は見えていなかったけど、それでもなぜだか
目の前のことにワクワクして、挑戦意欲があった。
でも、先週の終わりくらいから、
「あれ、何で自分はここでこんなことをしているんだっけ」
「この先に描いている未来は、本当に自分が望むものか」
といったようなことを考えて、怖くなり、不安になった。

今やっていることは、たしかにこの先の未来に繋がること
だけれど、突然その「未来」自体が自分の欲しいものなのか
分からなくなってしまったからだ。
今自分が取り組んでいる仕事や業務の内容は、将来に自分が
独立や起業をしたときに、「あー楽しいな」と思えるもの
なのかが分からないと、途端に一寸先が見えなくなる。
自分でレールを敷いてそこを走ることが楽しいと思い込んで
いたけれど、そうやってレールを敷くこと自体がしんどく
なって、面倒になって、嫌いになったら、一体自分はどこへ
向かっていくのだろうと思った。

そのことについて色々と考えていた。
「転職したのは正解だったのか」

しかしある朝、通勤途中の道を歩いているとき、吹っ切れた。
今週の火曜。春から夏にかけての匂いがする緑溢れる道だった。
「そもそも思い描き憧れた将来像は、仕事の楽しさじゃない。
 単に『すごい』『格好良い』と思われたいためだ」
それに気付いてからは、毎日の仕事もまた楽しくなってきた。
「辛いことや苦しいことも、乗り越えてがんばっていく」
そんな思いでいたけれど、別に乗り越えて頑張らなくていい。
ぶつかって、そこで何から得られるものがあればいい。
「こういうことが辛い・苦しいと感じるんだ」と知ればいい。
知って、克服できるかチャレンジしてみて、もしも克服できない
なら、逃げたっていい。

最終的な自分のゴールはすべてを好きになることじゃない。
嫌いなら嫌いでいいし、あまりに嫌なら避けたっていい。
最終的なゴールのためには、自分の負の感情はどうもでいい。
ただ、「すごい」「カッコイイ」と言われたいだけだ。
そのためだけになら、何でも挑戦してみてもいい気がした。
それこそが自分のモチベーション維持・向上の方法なんだ、
ということに気付いた。

せっかく、リスクを負う覚悟で転職して安定も捨てた。
どうせなら、挑戦して想像しなきゃ、勿体無い。
危機感や目的意識ばかりじゃ疲れる。だから楽しめばいい。

***

2015/04/25 11:00


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