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切り直しタイムのこと。 - 2010年07月21日(水)

髪を切ってもらいました。さっぱり。
最後に散髪してもらったのは一ヶ月くらい前だった。早い。まだ一ヶ月か。

***

特にお気に入りの美容室とかそういうのはないのだけれど、
ここの美容師さんは、あんまり会話はないほうだ。
個人的に、髪を切ってもらっている間のなんかあの気を使う会話の間が苦手。
なので、気に入っていると言えば気に入っているのかもしれない。
まだ二回目の来店だけど。今回それは問題じゃなくて。

ちょっと思うのが、「切り直し」タイムだ。

一通り散髪してもらった後、鏡の前で、
「(仕上がりは)どうですか」って一言がある。

私は特にそのときどきでセットしてもらいたい髪型とかは無いので、
仕上がりとか髪型の具合とかそういうのは気にしないのだけれど、
「もっと切ってほしいなー」ってときは、ある。
そういうときに、遠慮せずに「もっと切っちゃって良いです」と私は言う。

だけど、この一言って、美容師さんにとって失礼なのかなーと思ったり。

よく分からないけど、考えてみれば、
美容師さんが頑張って構想を練って仕上げた髪型に対して、
「もっと切ってください」って。そりゃなんか酷いのかな。

言わば、自分の作り上げた作品を、
若干修正されるような、そんな気分なのかな、と思った。

ただ、お客さんが居る以上、
そこは、「作品」じゃなくて「商品」なのだろう、とも。

お客さんが欲しい商品・してほしいサービスのレベルじゃないと、
それは、提供する側のエゴになっちゃう気がする。
お客として、そういう言い方はとても良くないかもしれないけど、
やっぱり、「最低限このくらいの長さまでは切ってほしいな」
という思いが個人的にあるので、というか私にはそれがメインの目的なので、
だからやっぱり、その切りなおしタイムは、申し訳ないけど要求します。

ふと、仕事をする、ってのもそうかな、と。

今私が就いている職も、お客様に成果物を納めるわけだけど、
そのお客様の要求レベルが、ちゃんと満たされているか、ってのは、
きっと一番と言っていいほど大事なファクターなんだろうな、って。
仕事をする上で。少なくともこの業種では。いや全ての業種かな。

とにかく、そんなことを思いましたとさ。

***

一ヶ月前に切ったばかりだけど、髪が伸びるのが早い。
さすがに毎回結構良いお値段をするので、
ちょっとそう頻繁に通えないわけだけれども、
一度、散髪してもらうと、なんかすごい丁寧なシャンプーとかの
オプションとかも付けちゃったりするので、
実は、全然高い買い物をした気分にはならない。爽快。
気持ちよかったです。よし、さっぱりしたので、またがんばっていこう。

***

2010/07/21 23:13


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