「今度は塔矢くんの歌が聴きたいな〜」 「え?ボクですか?」
進藤の院生時代の仲間たちの飲み会に連れられて来た塔矢。 ここはその二次会のカラオケルームの中。 酔いも回ってイイ感じに出来上がった塔矢に、女性陣から声が掛ったのだった。
「塔矢くんって声がイイもんね―。セリフ付きの歌とか歌って欲しいなぁ♪」 「うんうん、それいいかも〜」 「すみません、最近の歌ってボク知らないんですが・・・・」 「昔の歌でも何でもオッケーよぉ♪」 「オレも聴きたいな―。とうやの歌ぁ〜」
女の子たちのおねだりに続いて、これまた程良く酔いの回った進藤の声が加わる。 「そ・・・そうか、じゃ・・・・・」
と歌い始めたのは加山雄三の曲だった。
「これ知ってるぅ」 「おおー渋いじゃんっ!」
恐らく塔矢門下の中ではこの時代辺りの歌が定番だったりするのかも知れない。 ちょっと古めのイントロから始まるあまりにも有名な加山雄三の歌。
「二人を〜夕〜闇が〜♪」
低すぎず、けれど甘さを含んだ良く通る涼しげな声。 その声にこの歌はピッタリはまっていた。 そして。
「ボクはキミと居る時が一番幸せなんだ」
余りにベタなこのセリフ。普通だったらこっぱずかしくて言えないであろうに酔いが手伝ったのか、塔矢はサラリの言ってのける。声の良さも手伝ってか本家本元の語りよりも厭味がなく真に心に迫るものがあり女性たちは「きゃぁ♪」とか叫んでいる始末。 しかも塔矢の視線は進藤にロックオンだ!
「をい〜〜。進藤って泣き上戸だったっけ?」
その塔矢の視線の先にはダダ泣き(感極まり)している進藤の姿があったという・・・・・・。
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ぷぷぷ・・・・・。 何故か急に加山雄三が聴きたくなってニコ動でヒット集を聴いてた時に浮かんだもの。
加山雄三の歌って結構自分好きです。(CD買うまでじゃないけど) 歌、上手いし歌詞はベタだったりするけど、彼が歌ってるとヤじゃなく心に迫ってくる。 (おいらと同年代の方ならご存知でしょうが、彼は全て自分で作詞・作曲してます。「夜空の星」なぞは14歳の時に作ったらしい。 >「若大将シリーズ1作目」で、やっぱり歌が必要だろうってんで、歌わされたんだけど、「もう、くだらない歌を歌わせやがって、このやろう」と思ってね(笑)。なんで、こんな歌をオレが歌わなきゃいけねえんだよって。だっせぇと思いながら、レコーディングさせられた・・・・・(インタビューより)
なので自分で英語で作詞作曲した曲のデモテープを持ち込んだら即採用、大ヒット。 そこから彼の作詞・作曲人生が始まったらしい。)
そして塔矢さん(笑) 自分、塔矢アキラって声変わりしてからの声、結構イイと思うんですよ。 (アキラスキーが多いヒカアキサイトさんちでのアキラは「涼しげな良く通る声」とか「甘い声」とか描かれてるのでそこらで刷り込まれたのかも:笑) そんなアキラに囁かれたりしたら進藤なら瞬殺だろうなあ・・・・・と(笑)
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