まったりdiary

2010年04月07日(水) 桜も

今日は朝から職場でバタバタしてました。
結局おいらが車を出して、あちこち走り回ることになったのですが
お陰であちらこちらの桜を僅かでもみることが出来て嬉しかったです。

桜の木の下でじっと木を見上げて居るひと。
友人たちとワイワイ桜を見上げてるひと。
桜並木の下を歩いてる人は一度は木を見上げてる。

毎年書いてる気がするんですが、桜をことのほか愛でる日本人の心ってどこから来るんだろうか?って思うんですよ。
四季折々、花は沢山あるのにねえ。何故に桜の花にこうも敏感に反応するのか?
はらはら舞い散る桜の花びらを見ているだけで郷愁すら感じてくるし。
これはもう理屈抜きできっと日本人のDNAに組み込まれてるに違いないんでしょうなあ。
以前、日記に書きましたが「アメリカ人に鈴虫の音は聞こえない」って奴。
車を運転しててそれを唐突に思い出しまして
「やっぱ日本人に生まれて良かったよ・・・」
としみじみ思いながら、任務を全うしたのでありました。


「鈴虫の音が聞こえないという話」
他国の方々には虫の音というのはただの雑音にしか聞こえないんだそうです。
もしくは「凄い虫の音ですね?」と言っても『え?何か聞こえますか?』と反応されてしまうらしい。
西洋人は虫の音を機械音や雑音と同様に「音楽脳」で処理するのに対し、日本人は「言語脳」で受けとめる。
日本人は虫の音を「虫の声」と聞いていると言うことになる・・・・・のだそうです。
つまり虫の音を日本人は人の声と同様に言語脳で聞いているので、雑音として聞き流すことはできないのだと。

これは世界でも日本人とポリネシア人だけに見られるんだそうです。
(中国人や韓国人も「西洋型」を示すらしい)
ただ日本人でも外国語を母語として育てられると「西洋型」になり、外国人でも日本語を母語として育つと日本人型になってしまうんだそう。
つまり幼児期にまず母語としてどの言語を教わったのか、というのが重要らしい。
面白れえ。

取りあえず自分はバリバリ日本語言語で育っていたので、完璧に虫の音は「言語脳」で100%受け取ってますねえ。

あれ?・・・・そうなると、上で書いた「桜は日本人のDNAに刻み込まれて云々・・・」は全く関係ないことになるじゃないか?!
日本人の感性の原点は「言語」にあったのか?


うう・・・・書いててキリが無くなって来た上に日付も変わっとる!
一旦送信〜〜。


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