何も知らないけれど・・・

2009年11月23日(月) 10月12日

これは、それから一週間たった、10月19日に書いて、メモ帳に保存しておいたものです。
迷いましたが、このことが、日記を書く直接のきっかけでしたから、この日に置くことにしました。


ソロコン最終日

12日午後、吹き荒れた風は、夜の部の嵐の予兆のようでした。
その嵐は、深い傷跡をあちらこちらに残しました。
すでに、痛めつけられていたのに、ひどい追い打ちでした。

当日チケットのない私でしたが、昼の部に入る友人たちとのお茶会のため、新横浜の駅からスキップしそうな勢いで、待ち合わせの店に向かっておりました。
そして、すぐに異変を感じました。
会場から出て駅に向かって歩いてくる人たちが、いつものソロコンとまるで違う集団のようでした。
おとなしく、あまり会話もなく歩む集団。 少し怒ったような顔。 傷つけられたような顔。 シニカルな笑みを浮かべた顔。 何とも形容しがたい複雑な顔の人々。

ショックでした。
光ちゃんのソロコンのあとは、みんな輝かしい笑顔で、喜びに包まれているはずでした。 あちらこちらで楽しい語らいに花が咲き、会場から幸せの波がやってくるはずでした。

「落ち着いて聞いてね」友人の第一声がこれでした。
その後は、泣き笑い放心状態。
無理に気持ちを引き立て合って、違う空間のよう。

あのとき、どうしても、Gコンを発表しなければならなかったんですね。
その代わりにソロコンも発表させてもらえたのでしょうか?
光ちゃん!って、絶句しました。

というのも、初日から、光ちゃん、何やら良いお知らせが近々あるように、匂わせていたから、みんなとっても楽しみにしていたんです。

12日昼の部に参加した友人のひとりは、
Gコンの発表があったとき、一瞬、
「これ?これが、私たちが、うきうきと待っていたこと?
そんなにも光ちゃんと私たちの間に距離があるの?
オンリーファンは、Gコンを楽しみに待ってなんかいないのに、光ちゃん何か誤解してるの?」と、
そのショックで、泣き出し、涙が止まらなかったそうです。

ですから、次にソロの嬉しいお知らせを聞いても、引っかかった棘は抜けないままだったんですって。
それが、12日の昼の部のこと。


そして、夜の部。

参加した友人からのメールがなかなか届きませんでしたから、??と、心配はしていましたが・・・。
まさかあんなことがあったとは。




今回のソロコン
光ちゃんとファンの心がつながった気がしたことがとても嬉しかったです。

3年ぶりの、光ちゃんと優しい仲間たちのコンサートは、喜びと幸せに満ちた、本当に素敵な夢の国でした。
ファンでなくたって、その芸術性や、完成度に目を見張り、魅せられてしまう美空間。

新聞でも取り上げられたように、世界初の使用という、最新鋭の舞台装置『ドットイメージ』を含む光ちゃんこだわりの光の演出は、幻想的なのに力強く、豪華なのに繊細。
光ちゃんの歌声は心に響き、そのダンスは脳を愉悦で満たし、光の海には気持ちよく溺れました。

あちらこちらで、たくさんの嬉しい称賛の声を見聞きしました。


この喜びに満ちた世界が、羨ましかったんでしょうか・・・。
・・・あの方たちは。

人を傷つけようとする人は、自分も愛せない人。
日々感謝して、足りることを知り、幸せに生きようとしている人は、人の嫌がることを故意にしたりしません。
百歩譲って、悪意がないというのであれば、想像力がなさすぎるんでしょうか。
どちらにしても、良識ある大人が決してしないことを彼女たちはしたと感じました。
それは、デリカシーのかけらもない行為。 恥ずかしいこと。
あの、彼だけのファンにとって、待ちに待った大切な大切な神聖な場で、そこにいない人間の名のコールを 聞かなくて良いはずの名を 執拗に繰り返すなんて。


堂本光一のソロコンは、彼と彼の芸術を愛する人たちのもの。
キンキの堂本光一を求める方は、キンキコンに行って下さればよいのです。

光ちゃん、お願い!
優しい空気感を台無しにする行為には、毅然とした態度をとってください。
無視しても、よろしいのではないでしょうか。
光ちゃんが不愉快に感じたとしたら、ファンも同じように感じていると、思いませんか?

自分の聞き間違え(ステージ上の同名の人のことと)ということにしたのは、賢くて心優しい光ちゃんらしい処し方でした。
それは、あの無礼な人たちの立場さえ損なわないように考え、
でも、言外に、その名を聞くのは心外だということを匂わす、大人の対応でしたから。
でもね、光ちゃん、あの方たちに、その光ちゃんの気遣いは通じません。
慮りを求めても、察することを求めても、無理だと思います。
感覚が違う方々ですから。


いろんな危険を冒してまで、ぱんちゃんをみんなに見せてくれたのは、ファンの悲しみと嘆きを何とか救いたかったからでしょうか・・・。
空気を変えるのに一生懸命に考えてくれたんですね、きっと。
大切な大切なお姫様が、怯えて、具合悪くなってしまうかもしれないというのに。



光ちゃん、ソロコンは、自分にとって、自由な場所って言ってくれましたね。

来年のソロコンは、もっと自由に、もっと楽しい場所になると良いですね。



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