僕らが旅に出る理由
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2009年07月03日(金) |
私の知らないマイケル・ジャクソン |
マイケル・ジャクソンが一番輝いていた頃をよく覚えています。 だから何か書きたいと思っていたけど、よく考えたら私は別にファンというわけでもなかった。笑
だから知らないだけなのかも知れないけど、マイケルはその楽曲とダンスを除くと、これといって人格、というか、人間としてのアクを感じさせない人だったような気がする。 それがいつも不思議だった。誰だってある程度生きれば、癖のようなものが出て来るはずだ。まして、あんな激烈な人生を送っていて、素顔らしきものがほとんど見えないというのは。(抽象的にも、具体的にもそうだけど。マイケルの場合。)
今あなたがどこにいても、ようやく幸せでいるように、と書いたファンがいたけれど、彼が幸せという事を考えた事があったのかなと思う。 自分が幸せかどうか、とか。 聞かれたらきっと、幸せだよと答えたんじゃないかと思う。そんな事に疑問を持った事もない人の早さで、即答したと思う。
You are not aloneを聞いてると悲しくなる。 その言葉が必要だったのは、マイケル自身じゃなかったのかと思うから。 でもたとえ、それを誰かに言われても、マイケルには意味が分からなかったんじゃないかと思うから。
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