自己肯定感について

2010年03月29日(月) 切られた花のその陰に

街中の歩道の脇なんかで、自治体が管理してたりする花壇の花が、一番咲き誇る時季に、夜中のうちにたくさん切られていたというニュースを、時々耳にする。
心無い行為。一生懸命花を育てた人の心情を思うとやりきれない、ひどいニュースだと思う。
ただ、きれいな花を咲かせる人を生み出すのも、花を切らずにはいられない心情の人を生み出すのも、同じこの社会。光と影。社会の中にも、一人の人間の中にも、常に光と影は存在する。光が強ければ強いほど、陰は暗くなり、見落とされる。
団塊ジュニアの僕らの世代も、そんな世代なのかもしれない。
マイナスをプラスに変えられるのが、芸人の芸人たるところ。
とは言え、一歩間違うと、それもまた転落のはじまりになる。
なにせ、厳しい、微妙なバランスが大事なんだと、僕はどうしても、そういう風に物事を考えてしまう。
それは単なる癖なのか、そういう人間性に、なってしまったんだよな。いつの間にか。


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猫目 虎三

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