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■ 郷愁小旅行
さみしさと悲しみで崩れたおむすび。
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泡のような言葉遊びはぽつぽつと浮かんで消える。 そうだった。 こんな場所を作っていたんだった。 誰にも知らせずひっそりと。 どうもひっそりとする事が好きなようです。
星の石を手に入れた。 石の雫にみとれた。 彼女の言葉は澄んだ水。 私はそれをごくごくと飲んだ。
神様のほとりに佇む 白いローブをまとう ここから先の水先案内人は 字の如く ゆっくりと小舟を漕ぎ出した 手招く数多のさざ波を越えて 鋭い瞳の老人の脇を通り抜け 未だ辿り着かない 未だ辿り着きはしない これは長く長く続く旅の途中 長く長く続く河の果てには ハテ? 一体何が?
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髪を切って短くしたら風邪を引いてしまいました。 なんという事でしょう。 そして東京には雪が降り積もり、私はただ寝込み、 あの道の川はたぶん淀み、気づけば鳴っていた電話。 その見知らぬ着信履歴は、一体。
数字の羅列がまるで暗号みたいに思えました。 誰だっただろう。 とうにメモリーを消してしまったか、 はたまた壊れた後に連絡を取っていなかった人、 だとは思うのだけど。 少しだけ見覚えがあるいくつかの数字。 私は少し、誰かを期待しましたが、 でもたぶんきっと、思いもしない人からなのでしょう。
友達が言っていた言葉をふと思い出した。 「いい男ほど、後々連絡なんて無粋なこと絶対にしない」
・・・うーん、確かに。
2010年02月04日(木)
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