HOSHI・HARU
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2002年02月25日(月) 利家とまつ2

昨日、利家とまつを見た。いつもながら、まつ役の松嶋菜々子はとても美しく、みずみずしく、その笑顔をみていると、それだけで幸せを感じる程であった。

私が最もインパクトを感じたシーンはラストの頃のシーンで、
織田信長が、猿(後の豊臣秀吉)の秘策を「やつは天才だ」と褒める時、まつもそれを褒め、さらに利家の背中にこっそり合図を送りながら、利家にも心から褒めさせた。それを見た織田信長は、利家の、嫉妬をみせぬほめっぷりに、大きな男よと感心した。まつは、機転を利かせて、夫の男を上げた。何と聡明な妻か。しかもあれだけ美しい女性である。
私は、戦国武将になれるとしたら前田利家がいいな。とますます思ってきた。

うちの妻にこの話をしたら「私だったら、心のままに猿を妬み、利家にも猿に嫉妬させるようにするわ」と言っていた。


ほし・はる |MAIL

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