そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2009年07月13日(月) 3月7日の記憶-12時40分くらいから13時40分くらいまで

今朝も5時過ぎに寝た私。

今日は


とっちゃんからも連絡ない


そう思っていたから、布団の中でのんびりしていた。





すると12時19分

エグザイルの「kiss you」がなった。





とっちゃんからだった。

昨日に引き続き今日も電話。



「今からすぐ出れるか? 企業団地にいるよ」



と。

寝起きの私は急いで身支度を整え、家を飛び出した。

だって、とっちゃんに逢えるんだもの。

とっちゃん「三種の神器」は昨日買ったものを使いまわし。


企業団地に到着して、とっちゃんのノアの後部座席のドアを開けると・・・



「お前は意地でも車に乗り込んでくるな」



と一言チクリ。


「昨日はお疲れ様。最近忙しそうやねぇ」と声をかけながら、石代を渡した。

今日の予定を聞いてみると、本屋さんに行って三男坊くんの参考書を買って晩御飯の買い物に行かなきゃならないんだって。

三男坊くんはもうすぐ受験だからね。

最後の追い込みかな。


と。

「本屋、お前の車で行こうかな」

と言ってくれたとっちゃん。

ようするにタクシーってことだけど、それでもとっちゃんと時間を一緒に過ごせるのには間違いないわけで。


とっちゃんも私と一緒に過ごす時間を選んでくれた


そうポジティブに考えよう。

近くの本屋に向かった。

その途中、とっちゃんがいつものように


「ぶすぅ」


と笑いながら私に言う。



「逢ってるって実感わくやろう」


と。

確かにね。

確かに「逢ってる」って実感が持てる。


でもここはお互いの地元だし、知り合いがウヨウヨしている可能性が高いので、私は車の中で待機。

とっちゃんを待てるなんて幸せ。

だって待っていればとっちゃんは戻ってくるんだもの。

20分後くらいして、とっちゃんは3冊の参考書を抱え戻ってきた。

受験日はいつだったかなぁ。

三男坊くんが受験する高校の偏差値は64くらい。

ま、でも塾での判定はAだったしね。


その後

一緒に買い物に行くことになり、近くのスーパーへ。



ここは一緒に降りて私も買い物。

とっちゃん家のメニューは「うどん鍋」らしい。


だけど、明日うどん屋さんにうどんの玉を買いに行くんだけどなぁ。

ま、いっか。

そこでは今度も12玉買ってきてって言われた。



お互い買い物を終え車に乗り込むと、とっちゃんが買い物袋から何かを取り出した。



桜餅。

とっちゃん、大好物なんだって。

中身は・・・・とっちゃんと一緒にいるときに食べちゃった。

なぜか知らないけど、空っぽのケースだけを置き去りにしたとっちゃん。


「おいしいなぁ、これ、おいしいなぁ」


と言っていたとっちゃん。

4つ入りで、もちろん私にも「ほら」と言ってひとつくれた。

二人で同じものを食べる幸せ。

また買って持って行ってあげようかなぁ。


今日はこれでおしまい。

さすがに生モノがあるので、長いも無理だしね。

でも月曜日にも逢う約束したもの。


私たちはこれからも一緒なんだもの。

離れることは絶対にないんだもの。

だから安心してもいいんだもん。

大丈夫なんだもん。


だからさみしくないもん。

とっちゃんと私は、心と体、両方で結ばれているから。


Toっちゃん

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