そこにある時間
「出逢うのが遅すぎた」
絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。
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昨日から あの人 の三男坊、いわゆる「おとんぼ」君が風邪を引いている。
熱は夜中には9度6分まであがり、大変だった「あの人」 。 でも幸い心配したインフルエンザではなく、ただの風邪だたようで、少し安心。 しかし昨日あれだけの熱があったわけだし、まだまだ油断は禁物。 今日は「あの人」の家での晩御飯は湯豆腐らしい。
なんで、私がこんなに心配するんだろうね。
でも、「あの人」の家族に何かあったら私があれこれしている・・・のは事実。 なんでだろうね。
今日は仕事を休み、お金の工面で走り回っていたみたいの「あの人」。 でも、もうすぐそれも終わるらしい。年末に作業服からスーツに着替え、ある大きな事業に携わる。
私の手が届かないところに行ってしまう「あの人」。
だけど、「あの人」は言った。
「引越しするわけちゃうねんから、逆に時間の制限なくなって、お前が有休とれば朝からでも遊べるねんで」
だってさ。
「確かにね」そぅ言って笑った私を見て「あの人」は
「なんでこんなアホな奴との腐れ縁作ったんやって思ったら笑えるわ」
だって。「腐れ縁」を国語辞典で調べてみた。
「離れようとしても離れられず、だらだら続く、好ましくない関係」と書いてあった。
意味を知って使ったのか、それとも知らずにか…。 そして私とは別れられない…って思ってるんだ。
今回大事なのは「誰が言ったか」ってこと。
「あの人」は私と離れようとしても、離れられないって事なのか・・・?
そんな話をしながら私は「あの人」の足裏をやっぱりマッサージ。
今日は「おとんぼ」くんが風邪をひいているからあんまり逢えない。 でも、今は私より「おとんぼ」くんを優先してほしいと思っているからいいの。
マッサージし終わると
「さ、行こうかな」
そう言ったはずなのに、「あの人」はおもむろにジーンズのボタンを外し、
Toっちゃん
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