舌の色はピンク
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2024年09月08日(日) |
実家売り払う見積もり、旧友の訃報、家がキレイになっていく |
6時起床。晴れ。 急な雨に注意という予報を警戒して洗濯物は控えめ。 まあそれを見越して昨日大量に干したわけだからいいのだ。 朝支度はスムーズに済んでいったが、 今日どこで何するか、娘をどこへ連れて行こうかについては散々悩んだ。 妻と話し合ったりスマホで調べたりしつつも やはり最高気温34度と急な雨という予報がじゃまで、 結局は娘を実家に連れて行くことにして、 妻は休養と掃除という一日に決めた。
9時に娘と家を出てキッズスペースで30分ほど遊ばせて、 そのままOK行って買い物。 10時半近くに帰ってきてからは娘を妻に任せて僕は昼飯調理。 ペペロンチーノ。 娘のぶんを別に作る都合でやはり麺は失敗しやすく、 今回もわずかとはいえ茹ですぎになってしまった。 だが味は申し分なかった。
11時から洗いものやら出支度を済ませていき、 11時半に抱っこひもで家を出た。 道中、娘はおとなしくて助かる。 実家の隣には小中時代の同級生が住んでいるが娘が産まれたときに報告したきり連絡をとっておらず、 しかしうちの母親と何度か長話をしてくれているとは聞いていたから、 しばらくぶりにLINEをしてみると即レス。 以前と同じく土日は仕事だけれどもたまには空いているし、 どっかで会えたらいいね子どもも見せてねという意味の文面が長々とつづられていた。 実家では娘ももう慣れた調子で、割りとすぐに遊び始めて、 十数分でおしゃべりもべらべらしていた。 今日は不動産屋に、築28年となるこの家を売るための査定をしてもらっていたらしい。 当時5000万円ほどで購入し、今は3000万円ほどで売れれば上々だろうという見込みであったのが、 4000万円くらいで売れるんじゃないかとこの度見積もってもらえたそうで、僕も驚いた。 もし4000万となれば、売り払う方面で本当に検討してみてもいいだろうと僕も賛同した。 とはいえ長男の意向を最も重んじるようにと母には伝えた。 娘は昼寝もせず遊び倒して、母の作った食パンを大量に食べ、 15時を過ぎてようやくちょっと疲れてきた様子を見せていた。 バス停まで母と一緒に歩いている間に娘は寝入った。 帰りのバスで、隣の家の女から追加のLINEが入った。 彼女の元夫であり、僕が中学時代に最も仲良くしていた男が逝去していたとする知らせだった。 戸惑ったが、かつて想像してみたことはある。 しばらく会っていない昔の友達連中も知らないうちに死んでるかもしれない、 そういうことがあるとしたら誰だろうかと思案してみて真っ先に思い浮かんでいたのが彼だった。 2年前の春とのこと。 なんでも、離婚後にまた再婚して、そちらでもまた離婚して、 その後借金を重ねた挙句…ということらしい。 初めの結婚でできた子ども二人とは僕も会ったことがあるが、再婚先でも3人子どもを設けていたそうだ。 そのうえで彼は自ら道を閉ざすことを選んだ。 他の選択肢はなかったのかと、彼女も振り返ってはいた。 一度くらい頼ってくれればよかったのに、 頼ってこずえらかったな、 頼ってもらえなかったのだな、 さまざまな思いが去来した。 悲しみの実感は薄く、どちらかといえば彼と彼女の子どもへの心配が強い。 だが彼女いわく、あたしも子どもも前向きに明るくやってるとのことだった。 仲良かったんだもんねつらいよね、とむしろこちらを気遣う彼女には、相変わらずだなと思った。
16時半帰宅。 妻はあまり動けなかったそうだが、その分休めはしたらしい。 玄関の整理だけはしてしまいたいという意気込みを買い、 20分ほど娘の相手をして、それから風呂に入れた。 保湿着替えも滞りなく済み、18時からは娘を見つつ夕飯調理。 レシピに沿ってチキン南蛮を作っていった。 最も力を入れたかったのはタルタルソース。 鶏肉を揚げた後浸すための甘酢だれの方は、 レシピ通りだと醤油400cc砂糖400gみりん100cc…というばけもの量だったから、 それについては控えめにさせてもらった。 また揚げるに際しての油量も控えめて、やや揚げ焼き風に。 だがそのために中まで火が通りにくく、最後にレンチンしてしまった。 おかげで食感は落ちた。 味は申し分なかったが。
今夜はダーウィンそっちのけで洗いものやら 娘の口に飯を運ぶのやらに追われてしまった。 20時過ぎに電気を落とし歯磨きさせて、 機嫌よく娘と遊んで3人で寝室へ。 30分ほど妻と近日中の予定や今日の訃報の件など語らって、 居間に戻ってからしばらく原神して、 それからは子育て応援券の使いみちを決めたり調べたりした。 寝室の整理もした。 娘が寝ているから大胆に動けずにいたが思い切った。 捨てるべきもの捨てられて気持ちいい。 妻の掃除もあいまって、少しずつ家がきれいになっていくのは嬉しいことだ。
23時寝支度、23時半寝室。 民話読み聞かせて0時過ぎ就寝。
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