舌の色はピンク
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2023年12月19日(火) もしもしの真似事

6時半起床。くもり。
やはり眠い。
そして寒い。

朝は尋常。
娘は食事は着々と進めるのだが
食後スプーンをとりあげると大泣きしてしまう。
しかし抱っこひもで10分も抱っこしてやると
その後はだいたい機嫌よく過ごしてくれる。


殺人症候群、後半に入ったが今のところつまらない。
セリフがひどい棒読みだと思って進めていたが
地の文も棒読みだ。
人物造形は表層的でうすっぺらく、
全体的に棒読みで話が進んでいく。
大詰めで大逆転してくれることを祈る。


弁当はホイコーロウ。
それなりに美味かったが食べてる最中に妻から連絡が入った。
急いで食べ終えて電話してみると、
やはり怖いのだという。
そのまま15分ほど話に付き合った。
今感じている不安の9割は実態のない空っぽのもので、
それを人から指摘されても言い返したくなるだろうが、
本来重くないはずの重荷まで感じなくてもいいと
自分で自分に言い聞かせてやってほしい、
という意味のことを伝えた。
あと深呼吸と、歌を歌ってろと言った。
隙間があるから余計なことを考えてしまうのだ。


退勤後は順当に帰宅。
順当に離乳食食べさせて、
自分らの夕飯はクレソン鶏ももスープごはん。
ニンニクを軽く揚げるつもりが、
ちょっと目を離した隙にまた焦げかけてしまった。
しかし美味かった。
食べながら見たクレイジージャーニー、
オカルト研究家がインドネシアのトラジャという地方の風習を追っていて、
なんでも十年に一度遺体を掘り返すのだという。
掘り返すといっても実際には棺の中の遺体を取り出すという話だったのだが、
服を着せ替えたり、蝋化しつつある遺体を洗ってやったり、
記念写真をとったりとなんだか衝撃的だった。
「死んでもこういう扱いをしてもらえる」
という死生観が共有されるのかもしれない。
究極的には、死ぬこと(死体になること)が怖くない、
というところまで達するのかもしれない。


夜、よく笑う娘をあやすのは楽しい。
保育園では、板状のものを耳に当てて
もしもしという真似事をする娘の挙動が、
同い年クラスの皆の間でちょっと流行ったらしい。
想像するだに、なんて可愛らしい光景だろう。

寝かしつけ後はスギ薬局とOKストアへ。
消耗品だのベビー用品だのをわんさか買った。
帰宅してすぐ入浴。
それから義母の所持している資格の更新期限延長手続きに
妻と一緒に目を通した。
更新延長のための書類を書く必要があるようだが、
これは今の義母にも書けそうだと検討をつけ、
あとは医師の診断書をどのようにもらうかなど疑問点をまとめ、
明日妻が協会に電話してみるということとなった。


妻はとにかく気を紛らわすこと優先で、
漫画はうしおととら、ゲームは洋物インディーズに手を付けていた。
僕は離乳食ストックなど雑事を片付けて、
22時から漫画描きちょっとだけして、スキャンして23時。
寝支度して民話読み聞かせて0時就寝。


れどれ |MAIL