舌の色はピンク
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2022年03月08日(火) 交際記念日、育休打ち合わせ、婚外子率

雨。久しぶりの雨。やや寒い。
また食パンを買い忘れていた。抜けてるな。
やむなく冷凍ご飯を解凍して、突貫の焼きおにぎり。
鯛味噌を醤油とみりんで溶かしたものを塗って。
しかし急ぎすぎて形は崩れた。味は良かった。

弁当は鶏ももキャベツポン酢。
僕はかなり好きなやつ。

朝イチでミキサーを特集していた。
美味しいバナナジュースの作り方の紹介では
氷を使うと味が薄くなるから冷やしたバナナを使おうとのことだったが
半冷凍のバナナが最適だと思う。
さらに常温のバナナも入れるのが極意とのこと。
おうやってるやってる。
そして長く撹拌しすぎると繊維が壊れてしまうから短く決めろと。
それには経験的に頷けもするものの、
丹念に混ぜるとアワアワになるのよな。
あのアワアワは良いものだ。


会社の管理部…人事と経理を兼ねた総務の部署に赴いて、
育児休暇についての打ち合わせ。
うちの会社ではまだ前例がない。
子どもを持つ男性社員はことごとく
妻の出産などもう十数年前のできごとで、
あとはこの期間、結婚した人間すら稀にしかいない。
いや退職していった者の中にはいたか。
それにしてもほとんどいない。
だから会社の方としても手探りとなるわけだが、
全体的には厚意的ではあった。
あまり仕事のことは考えず、
都合のいいように期間を決めてくれてかまわないという。
とはいえ実際には、現場レベルでのややこしい調整は要る。
そうするとそう長期間の休みをとるのは、
気遣いのみならず、総合的に見て自身への損失もあるだろう。
ひとまずは、どんなに短くても8週間という数字だけ示しておいた。
あとは今月のうちに現場の長たちも合わせた打ち合わせをすることとなる。
問題は引き継ぎうんぬんよりも、残業日の調整だ。
「仕事が入ってくるかもしれないから残っていないといけない」体制である限りは
まとわりつく諸問題を、コレを機会に是正できたらいいのだけれど。


妻に会社での打ち合わせを報告すると
上首尾と見て妻は喜んでいた。
今では最低でも2ヶ月、できれば3ヶ月の休暇を望んでいる。
会社内の話を人にするのはつまらないからあまりしたくない。
本当につまらない。
会社の愚痴を人に聞かせる人間を嫌悪するとき、
同時にいつも複雑な感情がめばえる。あれが自分にも向けられるわけだ。
「伝わるわけがない」のと
「一方的な見方になり公平性に欠ける」のが主要因かな。


夕飯はエビチリ。
先日義母から頂戴したブラックタイガーを解凍して、
片栗粉をまぶして長ネギと一緒にサラダ油で炒め、
クックドゥーのソースを絡める。
スープはリケンのわかめスープ。
サラダはちょっとだけ豪華に、タコにガンバッてもらった。
水菜ときゅうりで爽やかに。ドレッシングはゴマ油と醤油、リンゴ酢、塩で。
まあまあ豪華。記念日だしな。
ウマカッタゼー。

食べながら、めちゃめちゃくだらない番組を見た。
妻が敢えて見たがる、再現VTRを主軸にした海外の実録サスペンスの。
下劣な。
今回はテレ東の。
今やどの局でもチョイチョイやってるけど
構成から見るにおそらくは局を問わず
請け負ってる制作会社が同じか、二つ三つしかないのだろうと思われる。
スタジオタレントの反応を見せる画面抜き出し方とか
テロップのタイミング、浮き出方、ちょっとした演出が似通うというより同じで、
よくもまぁ人をこれだけいらいらさせてくれるものだ。
付き合って最後まで見たがくだらない話だった。
点と点とは実際にあった事実であろうとも
それらを勝手に結びつけて描いた絵図をさも
「これは実際にあったことである」
と紹介する恥知らずの手口。先祖代々に謝って子々孫々に恥じ入れよ。


夕食後のデザートには妻に買ってきてもらったケーキを食べた。
今回はホールではなく1カットずつを指定した。
久我山方面にある店で買ってきてくれたようで、
いわゆる町のケーキ屋さん、という印象が強かったと強調したが、
まずチョコレートのケーキは他の味に頼ることなく
ストレートにチョコレートが美味しかった。
ただただチョコレートなのにクリーム、ガナッシュそれぞれに
食感差があるから味わい深い。濃厚なのに後味さわやか。これは当たりだ。
僕が自分でチョコレートをどうしたって、こうはならない。
モンブランも美味しかった。ラム酒がよく効いている。
甘ったるさがちょうどいい。


抱っこひもを検討。
僕の考えでは、一応あれば役立つだろう程度のものと考えている。
少なくとも新生児の間は。
だから性能は求めない。
首がすわるまでは外出の機会が極端に少なく、
その少なく短い機会には布にくるんだ上で
最新の注意で両腕を抱きしめればいいわけだし、第一ベビーカーもある。
新生児を過ぎて、その子の特性が知れてから
本格のものを導入するのがおそらくは賢い。

ベビーカーは兄から譲り受けることにした。A型のもの。
現時点で、A型なんぞや、B型なんぞやってなってるけど。
あとバウンサー。
どちらも二つ余っていて、状態のいい方をくれるらしい。ありがたいことだ。

絵本は何冊くらい置いてもいいものかと妻が尋ねるので
ピーク30冊、最終的には10冊と答えた。
妻は、少なすぎると抗弁する。
どんなに制限しても50は欲しいとのことだ。
僕からすれば、どうあれ図書館には頼るのだし、
何よりうちには大量の漫画がある。
そして実例として、僕は絵本のない環境で育った。
それでもこんなにも…情緒豊かで…お話好きで…お話を作れもする…
のだから、0冊でもいいくらいだと主張した。
だがまた一方で、絵本により育てられた妻という実例があるのも確かだ。
さらに弱みはある。
現状、何千冊という本や漫画をかかえているのだから
今更数十冊の絵本がなんだと言われれば窮してしまう。
ただなんであれ、いっぺんに数十冊をセットで買うことはないからと、
いったんは棚上げにした。


ここ数日、人口減少についての本を読んでいる。
内田樹編で複数の著述者によるもの。
今日読んだ部分では、日本の出生率について、
結婚した女性が出産する率はそう変わっておらず、
ただ晩婚化については確かであり、
これは有縁共同体に頼らずに済む生き方として
資本主義の発展に伴う成果でもあって、
先進諸国に同様の傾向はあるのだが、
重要なのは婚外子率である、
つまり日本や韓国では結婚した上での子どもという常識が根強く、
若い男女の結婚を促進するような手当や福祉政策が充実される一方で、
これがフランスとなると結婚していない男女が子どもを持つにあたっての
地位、権利の確保をしている、
すなわち婚外子率を高めることで人口減少に歯止めをかけているというのだ。
スウェーデンも似たようなものらしい。
タテの家族構造が強い国ほどこれを是とはしがたいだろうし、
一概には飲み込みかねる説ではあるのだけど、面白いとは思った。


就寝を前に、
今日もアフリカと韓国の民話を両方読んでね、と妻がねだる。
「あれ、クセになりそう」
甘いのと塩辛いのを交互に食べ進めるみたいな感じか。
脳天気アッパードラッグと陰惨ダウナードラッグ。
サウナからの冷水風呂。
健康には悪そうだ。


アフリカの民話、今日読んだのは蛇とナマコ。
お互いに足と目を交換し合って、
ナマコは目をあげちゃったから海に落ちて海中ぐらしになった、
蛇は目を得たから人間のきらびやかな生活を見るのが楽しくって
屋根裏に住み着くようになった、
というおとなしめな話。
韓国の方はまたしても女人が凄惨な目に合っていた。


れどれ |MAIL