舌の色はピンク
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2021年08月19日(木) 陰謀論の中と外

晴れ。
大晴れ。
でもビビッて洗濯はしなかった。


妻の弁当は豚バラ生姜焼き。
僕は客の少ない中華屋へ。
もやしニラ豚肉炒め定食で700円。
もやし7割ニラ2割豚肉1割だから
到底得とはいえない献立なのだが
食べてみると
モヤシはシャキシャキだし
油のからまりは見事で
火の通りや塩の加減なども絶妙、
プロの出来って感じ。めちゃうま。


後輩(部下)の一人は午前中のみ他部署へ駆り出されてるのだけど、
本業務にあたる方の作業の納品について問題がある。
…作業後即納品というスケジュールを踏まず、
僕があらかじめ指定した日付を目標に納品するよう了解してもらっている。
彼が忙しければ、納品は翌日、あるいは翌々日になっても構わない例がほとんどだ。
この納品にあたっては、30分ほどかかる書出し、
15分ほどかかる転送、さらに30分ほどかかる転送という手順を踏む。
書出しにせよ転送にせよ処理中の待ち時間はただ放っておけばよく、
それぞれを実行させるための手作業は1分もかからない。
だから、始業してすぐ数十秒でその処理をして、
他部署へ行って昼休憩のために自席へ戻ってきたら
次の処理を数十秒でし始めて、
休憩明けたらまた最後の処理を数十秒でして…
と手際よくさばけば、
時間も労力も割かず順当に納品はできるのだが、
当人としては
「午前中は忙しい」という頭になってしまうのか、
この単純なフローを実践してくれない。
あまりに単純な話だから伝えるのも馬鹿馬鹿しく、
できれば自発的に動いてもらいたいのだけど、
こうやって断絶が発生するのもいかんから、
一度やんわりと懇切丁寧に伝えてあげた。
で今結果的には全然できてないっていう…。
ただ元々できる方ではない彼が
…表面上は仕事できるが同じミスを繰り返すのと
理解能力に難がある…
今まかされている他部署の業務はちょっとキツめで、
弱音こそ吐いていないものの
これまで接してきた数々の後輩の傾向から察するに
嫌気が募って辞めてしまう可能性がある。
嫌んになったら辞めてしまえばいいじゃん、
という思いはあり、
かつてはそうやってバンバン後輩を
こころよく送り出してきたのだが、
今回に限っては深刻な自己都合がある。
その後輩が今辞めてしまった場合、
当の業務は僕に引き継がれる可能性が高い。
ここに看過できない因縁がある。
その業務はもともと僕が十年近く続けてきた仕事で、
しかし僕が他にも多用な仕事をかかえていることと、
一時期立て続けにミスをした
(僕が原因のミスではなかったが一連の経緯で
言い訳を一切しなかった結果そう見なされた)
ことなどを理由にしてか、
1年ほど前、この後輩に担当が変わったのだった。
当初、僕は多少なりともサポートしてやろうと
彼への助言、指南を時たましていたのだが
これが上司に見咎められた。
「--さんは経験浅いから、聞くなら別の人に聞いて」
と上司は後輩に言った。
この発言自体の是非はもはや問う気もないのだが、
こんなやりとりがあった上で、
適任者が他にいないからと
また僕に担当を返すような真似を
もし当の上司がしたなら、
これはさすがに人を馬鹿にし過ぎである、
絶対に断るつもりでいる。
その上で向こうが「しかしね、」と続けてきたら
もうこの会社を見限るつもりでいる。
というわけで、
まぁ一応自分の退職まで懸かっている以上、
後輩の動向は繊細な意識で見守っているのだった。
ちょうどいま別の後輩が
その業務について学び始めたようだから
あと数ヶ月もてばなんとかなるかな…

誰に見せるわけでもない記述でも
吐き出してみるとちょっとすっきりする。
とはいえ事情はかなり単純化して書いた。
現実はもっと複雑だ。
コロナじゃなければとっくにこの会社は見放してる。
でもこういう時、どんなに心がけて叙述しても、
「俺は悪くない」
になっちゃうんだよな。
「向こうがこんなに悪い」
て証拠ばかり、提示できるもんだからしまくって。
あぁ、いやだいやだ。
こんな葛藤に悩まされることがやはり地獄の正体だ。

突発的に
やや高度な技術が要求される画像の加工が要され
全力でチャッチャ!と仕上げたところ
クライアントから
感動いたしましたとのメールが。
嬉しいもんだ。
うちの営業によるとこれで
単価とは別に3000円頂戴するらしい。
作業時間はともかく設備や環境を加味すると
かなり割安ではあるはずだけれども
自分のやったことと売上がダイレクトにつながってるのは気持ちいい。
「高度な技術が要される突発の仕事」は好き。


秋田の桜皮細工、めちゃくちゃステキだ。
今読んでる植物と行事、という本に出てきたから
検索してみたらなんともはや現代的にアレンジされた意匠が。
本自体は30年近く前のものだから
こんな形は想定してなかったろうことを思うと不思議。
桜皮細工は桜の樹皮を加工した伝統工芸で、
かばざいく、と読むらしい。
表記によっては樺細工とも。
っかし実物見て買うにゃあ
秋田くんだりまで遠征せにゃ だ だめえ?
まぁあれだけデザインに力入れてるってことは
東京に出張店舗構えたり
百貨店に出店したりなんだりあるんだろうけど。
でも現地でしか買えない方が、本当はいいな。


残業。
意味のない残業。
なんとか意味のあるようにした。
しょうもない2時間。
あぁ今夜は自分の裁量で動けたから
部下は早めに帰らせた。


帰り道にあるちっこいAEONでアーモンドミルク買った。
このAEONが僕は嫌いで、
品ぞろえといい客層といい商品陳列といい照明の具合といい、
およそ店内を構成するほとんどすべてが無機質で、
資本主義社会の醜悪な部分を寄せ集めましたみたいな生気のなさに
いつもげんなりする。
なによりどの店員も必ずやる気がないし、仕事をなめてる。
たぶん当人の気質以上に、店内の雰囲気のせいなのだと思う。
でも
自分がちょっと悪印象もちすぎなんじゃないか、
今度行ったらガラッと印象変わったりするんじゃないか…

偏見捨てて一縷の期待を込めて数カ月に一度来店してみるのだけど
今日もやっぱりダメだった。
こんな店々にたくさんの個人商店がつぶされてきた都市背景を思うと
悔しいやら腹立たしいやら。


夕飯は牛焼肉。
牛肉小間切れを焼肉のタレで味付けただけ。
でもモヤシに活躍してもらった。
キムチも合う。
サンチュが欲しくなると妻が言った。たしかに。


友達の一人が
家族が陰謀論のせいでワクチンを打たないことを
ちょっと前にTwitterで嘆いていたのだけど
それが先日弟のみ意を翻し接種を決めたらしい。
その言いざまが
「しょうがねえから陰謀に乗ってやる」
だったそうで、
めちゃくちゃ面白いセリフだと思った。
陰謀論にハマってる人というのは、
外側から見てると
"陰謀(論)というエリアの中に囚われてる"
かのようなのだが、
実際の彼らにとっては、
陰謀は敵なのだ。
当たり前の話なはずだけど今回腑に落ちた。

ところで
陰謀論にハマってる人、というのは
あたかも安直な答えにしがみついているようで、
人によっては
思考停止だ、もっと考えろ、もっと勉強しろ、もっと調べろ…
と批判するのだろうけど
ある人の考え方が
どうやら
「これあれだ、陰謀論のやつだ」
と印象づいた程度で
即座にレッテル張って忌避するというのも、
かなり悪質な思考停止ではある。
陰謀論なんてお仕着せの大がかりなジャンルにあっさり振り分けるなよ、
もっと自分の頭でちゃんと細分化して避難しろ。


先日の引っ越し先物件に対する
不動産屋からの返事が
なかなかよかったようだ。
明日大家さんからの正式な返答を聞けるらしい。
いよいよ本当にあすこへ引っ越す未来が現実味を帯びてきたな…。


れどれ |MAIL