舌の色はピンク
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NHKで外国人の墓地問題を取り上げていた。 彼らが日本国内で墓地を探すことは難しい。 イスラム圏、土葬文化の方々はなおさらだ… といった内容で、 僕にも持論はあるし 宗教についても異文化コミュニケーションについても都市論についても それなりに本を読んできているから まずまずの見解は述べることはできる。 で考えながらちょっと思ったのは、 地方において外国人の墓地を手配するにあたっては 地域住民の理解が必要となる、 しかし偏見を乗り越えるのは難しい、という問題を扱うにあたって、 どうしても、「地方の」「年配で構成された」地域住民を想定してみたときに 偏見なしには像を結べないというジレンマ。 彼らは理屈ではなく、どれだけ資料を用意しようと理を説こうと、 究極的には"なんとなく"嫌なのだろう。 その感情を覆すのは、理では難しい。 だから情に訴えるのが一番だよなァと思いながら これも偏見だよなァと思ったのだった。 ところで、そうした年配者の凝り固まった不合理かつ不人情ともいえるような いわゆる"前時代的な価値観"を否定しきるのもいただけない。 これはこれで尊重されるべき、 これまで歴史を積んではぐくまれてきた文化ではあるのだ。 彼らが自発的に、あるいは知らずのうちに 現代的な潮流に身を傾かせたなら文句ないが 「その考え方はおかしい」と指摘、難詰しようとする手合いがいたなら それこそが「おかしい」はずなのだ。 そして、連中はたくさんいる。
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