舌の色はピンク
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大雨。 6時半に目が覚めてしまった。 弁当は昨日のチキン煮込みを 温め直しもせずに弁当箱へ入れるだけだから 手間いらず。 ソファに横たわり、 テレビの音を聞こえるか聞こえないかの小ボリュームにして、 1時間ほどまどろんだ。
三体の二部上巻をもうじき読み終わる。 この小説がアメリカでもヒットしているのは示唆的だ。 折しも原神をプレイしていることで、事情を交錯させられる。 原神が四ヶ国語でリリースされている。 中国語、日本語、韓国語、英語。 そしてそれぞれの言語圏でヒットしているわけだが、 作中でも現実世界をモデルにしたような国が舞台となっている。 物語冒頭の舞台は中世ヨーロッパ風。 というより、日本のマンガ・アニメ・ゲームで想定される 「中世ファンタジー」の世界観だ。 主人公にとっての旅立ちの地が、 中国ではなくヨーロッパモデルなのは面白い。 プレイヤーは主人公の原点をその国に置くような感じを抱きながらプレイする。 物語が進むと、中国モデルの国へ舞台を移す。 次は日本がモデルの国へ行くらしい。 作中では舞台が七国あることが示されているが、 まだモチーフは明かされきっていない。 アラブ圏、アフリカ圏、ロシアあたりだろうか。 それに中国隣接のモンゴルあたりはゲーム映えしそうだ。 しかしまた一方で、中国は世界的に見て、…北朝鮮ほどではないにせよ、 立ち位置が危うい。 そもそも経済戦争の上で米と軋轢があったのに、 コロナが発生してからますます剣呑だ。 そこんとこを踏まえると、たかだかゲームとはいえ、 世界展開して記録的売上を誇っている商品の上で、 他国(をモデルにした世界観)をどう扱うかはナイーブな問題になる。 日本の漫画やゲームにありがちだけれど、 こういうのは大抵、国のイメージはステレオタイプになるものだ。 というより敢えてステレオタイプにしている。 「キャラが立つ」し、読み手も飲み込みやすいから。 それはまた一方で、偏見甚だしい見方を晒してしまってもいる。 三体では登場人物の一人が日本の国防機関を訪れて、 神風特攻隊を再現できないか要請していた。 原神による日本(作中では”稲妻の国”)は 鎖国された島国を支配階級に当たる侍がとりしきり、 日々戦いに明け暮れている武骨な地域…という性格が与えられていた。 しかし日本は、どう扱われようが問題にはなるまい。 アメリカと中東はどうだろ。怖いな…
ヒットさえしてなければって意味だと、 大帝国はやばかったな。 あれもっと怒られたほうがいいんじゃ。 大好きだけど。
夕飯は スズキの切り身をバターでソテーして、 チキントマト煮込みの残り…意図的にチキンは取りきったから、 実質トマト煮込み…をソースにしていただく。
ジャッジ。 てこの一年で頻繁に見るようになった。 だいたいTwitterでですが。 賢明な方々の文中に埋め込まれている。 おおよそ 「人間を人間らしく扱ってくれ」 というような意味合いで使われる。 物ではないのだし本来は採点されるはずもない 人間の行動や理念や存在を ほとんど無自覚に“ジャッジ”しようとする方々への批判だ。 が、まあ人間を言語表現により解剖して その上で値踏みして己が言語領域に配置して、 まさに“ジャッジ”してるのは 批判している側もそう変わらない。 だからどうあれ皆ジャッジするなよ…といいたいわけじゃなくて、 自覚的であれ無自覚であれ、ジャッジとかいう価値判断は、 人間が人間と相対する以上、よほど限られた”素直な”人でもなければ、 してしまうものなのでしょうよ。 まずそこんとこを前提にしようぜって思うんですがね。 前提にできていたら、ジャッジなんて恥ずかしい語句が わざわざ流行ったりもしない。
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