舌の色はピンク
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墓参りへ。 父の命日が6月11日だから毎年この時期の日曜日に 家族そろって行っている。 揃ってとはいっても、長兄に子供が二人できてからは、 ほとんど現地集合に近い。 今回は長兄家族以外は電車。 僕は小竹向原まで自転車で向かった。 予定より早く着いたので駅の近隣を見て回る。 何もない。駐輪場しかない。 ここには住めないな。 有楽町線に乗り、和光市駅から母親と合流した。 祖母や叔母の話を聞く。 叔母はもう何十年も住んでいる家のあちらこちらにガタがきていたが、 火災だか風災の保険がきいて、 五十万かかる工事がほぼ自己負担ないレベルまでまかなえたらしい。 母は本来だったら、今回だいぶ出費してやるつもりだったようだ。 というのも、母が買った今の住まいである家は、 一時期返済が滞り、あわや手放さなければというところまで追い込まれた。 そこを、彼女の姉である叔母が、毎月十万出してくれていたらしい。 一年以上ずっと。 叔母は一本筋の通った格好いい人なので、 支援したからって恩着せがましくすることはないし、 実際忘れていたらしい。 でも母はずっと恩を返したがっていた、という。 なんと仲のいい姉妹だろう。 墓地の最寄り駅についてからは 母だけが迎えに来た長兄の車に乗って、 遅れて合流した次兄と僕は周遊バスに乗っていった。 次兄とは会話が全くない。 しかし、仲が悪いわけではない。 する必要がないからしないだけで、 それが許される家族像というのもあるだろう。
バスの中には僕等しかいなかった。 墓地についてから運転手が、どこまで行きますかと問うてきた。 墓地は広い。 目的地が途中にあれば降ろしてくれるということなのだろう。 しかし、僕も次兄も、いつも母か長兄任せだったから、 二人して答えられない。 上の方へ、 とりあえず上まで行ってください、 としか言えない、気まずい一幕があった。
墓参りそのものは手早く済んだ。 去年叔父が亡くなったのだが、 その墓はうちの墓の近くにある。 当の一家がうちの墓の分まで草むしりしてくれているらしい。 桶に水を汲み、雑巾とブラシで墓を洗い、線香を焚き、 ビールとコーヒーをお供えして、挨拶しておわり。 ものの10分ちょっとで済んでしまった。
すんなりと復路のバスに乗り込む。 やはり次兄と一緒だが、会話はない。 母は兄弟仲をいつも心配している。 でもこれでいいのだ。これがいい。 駅に着き、さて電車を同じかと思われきや、 次兄はボソッと何か一言いって歩みを止めた。 煙草を吸って帰るからここまでだ、 といった意味の声をかけたのだろう。 あぁ、じゃあまた と言って別れた。
帰り道では三体を読んだ。 おもしろ。
小竹向原の駐輪場では 60代くらいのおばさんが支払いに苦戦していた。 ずっと独り言している。 番号を押し間違えたらしい。 取り消しはこちらですよと促すと、 すいませんねえごめんなさいと謝って、 独り言しながら去っていった。
自転車日和。 花がたくさん咲いている。 やはり、ガクアジサイがいちばん好きかもしれない。 初めて自分の趣味で、 この花好きだ、と思えたのがガクアジサイだったということもあり。
14時をまわっていたが飯を食べてなかったので 野方の中華屋に入ってタンメンを注文した。 リベンジだ。まともなタンメンが食いたかった。 うまかった。 久しぶりに町中華に入った。 へたしたら10年ぶりくらいに…? 二人とも80は過ぎているだろう老夫婦が営んでいる、 いい雰囲気の店だった。 マガジンが置いてあり気まぐれに目を通してみると、 その噂は聞いていたとはいえ ラブコメばかりであるのにびっくりした。
帰宅は15時を過ぎて、 疲労感があったがこれからまたスーパーに繰り出す必要があった。 月曜は残業だから食材が買えない。 だから毎週、日曜には 日曜の夕飯と月曜の弁当と夕飯と火曜の弁当と、 献立四つ分の食材を買う必要がある。
夕飯は今度こそとのつもりでアジのちらし。 酢大匙2に砂糖大匙1、塩少々をボウルに入れてねかしておいて、 米一合強が炊けたらしゃもじでさっくり混ぜ合わせ、 団扇で仰いでつやをだす。 濡れ布巾でふたをして放置。 アジをおろしてたたいて生姜醤油に浸けておいて、 これを酢飯と混ぜ合わす。 万能ねぎとゴマを散らす。 うまーい。 梅肉忘れたけど、うまーい。
ダーウィンがきたは、フクロネコ。 ネコではないらしい。ネズミの仲間か。 珍獣と紹介されていたものの、 生態が珍奇ってわけじゃなく 発見が珍しいという意味なだけだったのは残念だが、 しかしかわいかった。 フクロキツネと立ち会ったとき 二本足で立って両手広げて威嚇してる姿は 範馬勇次郎だった。
今朝はミュークルドリーミー見れなかったわけだけど 録画はしてある。 しかし朝にしか見たくない気持ちが強い。 土曜にとっておくか…。
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