舌の色はピンク
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2015年01月19日(月) ヒッ! … ヒッ!

しゃっくりほど間抜けな生理現象はない。
あくびもげっぷも、くしゃみも放屁も一瞬のできごと。
またそれらは発動を意思のちからでずらせないこともない。
しゃっくりは長遠にして不動。
脳信号の支配から逃れ法の外で舞い踊る独り狂言。
ほんと間抜けだ。

例えば一人の白人と一人の黒人が立ち会う。
片一方が思想的に喧嘩吹っかければもう剣呑だ。
もはや抜き差しならない。力任せに襟ぐりも掴むだろう。
そうしていざ殴りかかろうとした瞬間しゃっくりが出たらどうだ。
それも双方に。
笑っちゃうだろう。
到底闘いの意欲など保てようはずもない。
「おれたちゃ おんなじ 人間だ」
みたいなわけのわからない歌をうたいだして
肩組んで酒場にでも繰り出してしまうだろう。
酒飲みながらまたしゃっくりして吹き出してしまい
店中大笑いに包まれるのはまた別のお話。

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しゃっくりは止めかたの情報が錯乱していたり
なぜ起きるのかがよくわからなかったりするところに
みりょくがある。

なぜ起きるのかが完全に解明されたなら
神秘性が失われて幾分がっかりはするが、
完全に解明されたなら、任意の人間を任意のタイミングで
しゃっくりにさせてしまうことすら可能だろう。
無論いたずらには許されない。
上の例のように平和を呼べるならそう扱うべきだ。
平和に反するならしゃっくりを招こうなぞと思わぬことだ。
いったい誰がそんなしゃっくりを止めようというのか。
しゃっくりしゃっくり。
僕は怒っているのだ。


れどれ |MAIL