舌の色はピンク
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駕籠 って狭いし揺れるし暇だし最悪だと思う。最悪だ。 なかに持ち込める物品量もたかだかしれてるし 荷物のほとんどは自分の目の届かない外で 従者だかがぶらさげてるのだろう。最悪だ。
殿様だって道中きっと交代したくなる。 「今日はお前が乗れい」 「そんな、殿、なりませぬ」 「渋るでない。秘密じゃぞ〜?」 「殿……。しかしあっしはこれが生業ですゆえ…」 「ええいくどい。言うこと聞けぬなら手討ちじゃっ(笑) 手討ちにしてくれようぞっ(笑)」 「殿(笑)。ふふ、承知しやした。秘密ですね?」 「ハッハッハ。それ、馬に劣らぬ健脚見せてくれよう」
そんで後で皆にめちゃくちゃ陰口たたかれる。 「上の人間のあぁいうのほんとこまんだよな」 「乗りたくねえっつうのな」 「手討ちじゃ(笑)じゃねえよ。笑えねえよ。何時代のセンスだよ」 「足軽からやり直してこいよ」 最悪だ。最悪。
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