舌の色はピンク
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| 2009年02月06日(金) |
方言で喋ってみなABCDF XYZ忘れるなよ |
駅の階段を踏み降りていたら 後ろからけったいな呼び声が。 「あのっ、コレッ、落とされましたよ!」 見るといかにも世話好きそうな女子が シュシュを片手にこちらを向いている。 「落とされましたよ!」 「えっと……いや…コレは…」 「…………」 「うん、僕のじゃない…ですね」 「そうですかっ! どうしましょっか!」 「ど、どうしましょう!? と、届けま…すかね?」 「じゃあ、元の場所に置いといちゃいましょう!」 「え、あ、」 「置いといちゃいましょう! じゃっ!」 そうして近年稀にみる快活な健康的女子は 階段を駆けのぼっていった。
不測の事態に終始まごまごしていた自分のごとき男は こういうカッコいい女子見習わなきゃだめだ。 僕の立場が逆で、もし拾った側だったとしたら たぶんもっとまごつきそう。 置いといちゃいましょう! の判断を一瞬で下せるなんて リーダー気質どころか戦国時代を生き抜ける大将格だよ。 久しぶりにグッときた。 シュシュは大将の手によって 階段の端の雨水とかが流れる 一番きったないところに置かれて 「それも含めて」と思った。
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