舌の色はピンク
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2008年10月28日(火) でもこれだけは言っておくぜ俺は車泥棒

小学生のころ
チョモランマなる遊びが
僕およびその周辺3人程度の間で大流行した。
部屋の電気をつけるために吊り下げられた紐を
過度に引っ張って離したときに
勢いよく紐が上へ飛んでいくさまを
いったい誰がチョモランマと命名したのかは
今となっては定かではない。

僕の部屋は当時よく男友達が集っていたため
チョモランマのメッカだったのだけど
僕としては一応自分の部屋の電気の紐が餌食になるには
いささか気負いもあり穏健派だった。
そんな穏やかな部屋の主を差し置いて
俊ちゃん と呼ばれていたチョモランマ過激派の男が曲者で
ある日僕の部屋の電気の紐は
彼の豪快なチョモランマによって引きちぎられた。
母は怒った。僕は謝った。俊ちゃんは泣いた。

今はもう電気をつける紐のない部屋に住んでいるから
チョモランマの悲劇を憂慮することもない。
それがちょっと心寂しいのは何故だ。


れどれ |MAIL