舌の色はピンク
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大阪一人旅から帰ってきた。 うまいこと有休とれて 丸四日自由に動けてなかなか濃かった。
僕はまったくスケジュールを立てぬままに 大阪の地を踏んでしまったため まずどこに行くかが問題だった。 いわゆる観光名所は 観光客が求める名所像を提供するために 街がいわば化粧をしているけれど、 僕は大阪のすっぴんが見たかった。 どこに行けば全く気取ってない大阪人が見れるのか。 僕は大阪市役所に向かった。 大阪市役所こそ大阪市民以外にはまず用のない場所だ。 市民相談室を意味ありげに通り過ぎたり 市長と接近したりした。
市役所を出てからは 宮本輝の「泥の河」のモデルになった土佐堀川に沿って歩いた。 すると、バラの小径なる、なんとも心惹かれるスポットがあった。 何十種類のバラがいろどる小径。道行くカップルも満足そうだ。 しかしバラの数が多いだけに、咲き誇るものに反して枯れ萎んでいるものもある。 中でも最も無残に枯れ萎え散り色あせていたバラのインパクトは強烈で、 「シンパシー」というネーミングが哀れさに拍車をかけていた。 まったく共感したくない。
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