舌の色はピンク
DiaryINDEXpastwill


2007年08月24日(金) ディレンマフォーユー

ラー。ララ。ラ。


……例えばあなたが満員電車に乗っていたとする。
身動きがとりにくい程に乗車率は高い。
あなたは座席の前の吊り革に掴まり立っている。
今ここで、あなたの乗る電車は
降客数の少ない地味な駅に着いた。
ほとんど降りる人間もいないなか、
あなたの前にいた座っていた人がよそよそ降りていったとする。

さて、あなたはその席に座るだろうか?

満員電車の設定につき
周囲の人にとってあなたが障壁となっているため、
あなた以外の人間がその座席に着くことはできない。
聡明なあなたは「ここで自分が座席に着くことによって、
立っている乗客たちのスペースが1人分空くぞ」と考え、
座る決断に至るだろう。

だが、ここで私は一つの新たなシチュエーションを
加えることによってあなたに葛藤を与えたいと思う。

あなたは「次の駅で降りる」のだ。
すなわち、先述の聡明を発揮して座席に着いたあなたは、
座った数分後に席を立ち、
周囲の心無い乗客から
「1駅分でも座りたいのか…あさましいやつだ」と
ひんしゅくを買う恐れがある。
しかし、座らなかった未来には
また別のひんしゅくが待っているだろう。

さぁ、あなたには逃げ道がない。
にっちもさっちもゆかぬ
気色悪いもどかしさだけをあなたに授けた私は
ここでキーボードから離れ
悠々のんびりとアイスなどを食らおうと思う。
グッド・バイ。


れどれ |MAIL