I Love All
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Written by 蒼
◆フタリニッキ。◆
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2007年08月12日(日)
セツナニッキ29日目・答え
あたしの、結論。
あの人の口から、イロイロと聞いた上での、最終的なケツロン。
「友達」でいることにしました。
イロイロと有意義な話を聞けるあの人と、完全におさらばしてしまうのは
変な下心抜きにして、少しもったいない、そういう気持ちだった。
昨日、飲みに誘った帰り、改めてあの人にイロイロと尋ねた。
考えるまでもなく、「友達」になれるようにしようって、すぐに答えが出た。
そんなことは、敢えて、あの人には伝えてない。
あの人は
「蒼ちゃんはしっかりしてるとは思ってるけれど
見ているだけで心配で、放っておけない。
強がり過ぎて、気を張りすぎて、駄目になっちゃうって思った。」
と、正直にあたしに話してくれた。
そして
「年上の人から可愛がられない?」
と付け加えた。
当初のキッカケは、それが理由だったみたい。
今は、あの人も、はっきり理由が分からないみたいだけれど。
確かに、大学生時代から、年上の男性には凄く可愛がってもらった。
変な意味じゃない、別に変なこともしてないし、手も繋いでないし、お出かけもしていない。
けれども、助けてもらってたのは、本当によく分かってる。
あの人が感じた感覚は、それだろうって言ってた。
あたしも、そう、思う。
そこから、ちょっと一緒にいすぎてしまって
あたしが好きになっちゃっただけ。
その理由を聞いたら、好きな気持ちは無くなりはしなかったけれど
甘えられる兄貴分として、あの人を見ることはできなくないんじゃないのかなって思った。
あの人は一言も、「好きだ」とは言っていない。
その責任感を、あたしは、認めたいと思ってる。
だから、まだしばらくセツナニッキは続きます。
でもね、出した答えには、絶対に後悔はしたくない。
これからは、いろんな出会いを大切にしたいし
あの人だけって思わないことにしたい。
気楽になりたいわけじゃなくて、可能性をつぶしたくないから。
少し、笑顔が戻ったかな。
重苦しい雰囲気から、少し、抜け出せたのかも。
お互いに言いたいこと聞きたいことを言い合えたからかもしれない。
分からなければ聞けばいい、あの人に対しては許されるルール。
これから、恋愛を抜きにしても、いい関係を築いていけたらって思ってる。
そう、それが一番いいんだよね、きっと。
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