ヒルカニヤの虎



 大きく深い川

今年は24日にクリスマスキャロル読めた!青空文庫の草野訳だけど。プディングをちびちび、ラムをなめなめ。当日に英語はもうあきらめました。草野訳ではクリスマスプディングが「肉饅頭」になってて笑う。551のほかほかイメージが刷り込まれてしまったわ。

で、25-26日は今年最後の取材で温泉入って、一瞬だけ自分を慰安して帰ってきた。さて年明け5日以降の怒涛の締め切りラッシュに向けて気を引き締めなおすぞおおお!9連休なんかすぐだぜ!…でもやっぱり忘年会は連夜あるので、朝〜夕方まで仕事→忘年会→帰ってきてお笑い特番か映画みながら仕事、という年末年始の終わらないループを実行中。

きのうは帰阪した10年来の相方と梅田でぶらぶらしていて、昔好きだった喫茶店やカフェや食べ物やさんがなくなっていることに悲しみ流離ってしまった。なんでや…カフェコムサはなんであんな改悪をしでかしたんや…。ゆるぎない英国屋でしみじみとする。

でも何が楽って、お酒を飲まない人たちとの付き合いがぐっと増えたせいでノンアル度が高くなり、肝も胃も頭もしんどくないことだ。これはよい。かつて飲んでいた仲間も皆飲まなくなってきて、そうかもう酒飲んで騒ぐ年でなし、酒に逃げる未来が来るかは自分にかかっていて、もうちょっとわれわれ踏ん張ろうねと。あいかわらず「それゆけ!メッセンジャー」を愛聴しているのですが、黒田が「30代で踏ん張れんかった奴は40代で逃げる」と断言しててふえええってなってる今。怖い。怖いな。でも逃げていて一番こわいのは、逃げていることそれ自体を自覚せずに逃げてしまっていることだ。2014年のおわりに自分の足元を検分している。正気のままではだめなのに、私はまだ正気でいて、だから足りていない。

2014年12月27日(土)
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