ヒルカニヤの虎



 またあたし泣いている

灰色の近況
・竜馬におまかせ!が終わってしまった
・KOC2回戦でライスが姿を消して絶句...
・「中川家の特大寄席」中止・払い戻し
・うぬぼれ刑事の初回とモテキの第2回を録り逃し

本当に幸いなことに、毎年8/7の誕生日にはバナナマンを見ています。
三十路につっこむ今年とて例外ではない。
でも今年は6日の夜がバナナマンで、7日は0:00からカリカオール。
30歳の誕生日をロフトプラスワンで迎えることになるとは...。

そんなわけでいつもの無粋な備忘録@東京。
まずは大本命のバナナマンですが、これ1回で終わるかなあ。
カリカの魔王コント以来、どうもうまく端折れなくなってしまった。
DVD待ちの人はネタばれ注意!


■‘DIAMOND SNAP’2010/08/06/Fri_19:00-@俳優座

あたしの夏がきた!
2010年のバナナマンは、瞬間と約束。
変わらないでいることは難しくて、そしてたぶん何の価値もない。
変わり続けるバナナマンを追い続けることができる至福。
今年もありがとう心から。またこれで次の夏まで生かされていくんだ。



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コントリスト
・wonderful moment
‐オープニング
・dumb cluck
‐ブリッジ1:地域性
・a guard
‐ブリッジ2:フィンガーピアノ
・good and evil
‐ブリッジ3:冷蔵庫のあまりものでつくるおかず
・すぐ立つ
‐ブリッジ4:爆竹の導火線を爆発する前に切れるか?
・Are you satisfied now?
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・wonderful moment
明転すると背景にNYの摩天楼。
そこを左から右へ、右から左へ、歓声をあげながら猛然と走りぬける日村さん「イエーイ!」。全然追いつけず振り回されてちょっと呆れ気味の設楽さん。かれらはNYにやってきたおのぼりさん2人組。日村さんがテンション高く、設楽さんは低い。shocking moveやHappy Birthdayの関係性です。デジカメで記念撮影を主張する日村さん「下からの俺舐めで背景ニューヨーク!」すごい画だ。さらにジャンプしての撮影、日村さん音だけでまったく飛べてない(笑)助走したらしたで設楽さんを通過しちゃう。「上に飛べばいいから」てことで妙に設楽さんに近い位置でスタンバる日村さん。「なんか怖えんだけど!」びびる設楽さんの予感どおり、前方に跳躍して設楽さんもろともコケる(笑)「ほらぁ、すげえ怖えよぉ〜!」NYの路上でなにをやっておるのか。
今度は設楽さんを撮影してやる日村さん、所在なく棒立ちの設楽さんに「おじさんか!」はにかみつつピースする設楽さんに「おばさんか!」そしてまうます際立つテンションの違いに日村さんの指導「調子に乗った感じ」。てことで歌舞いてみせる。歌舞伎ポーズをなかなか撮ってくれない設楽さん、後ろに映りこんじゃう車がどくのをじっと待ってた(笑)徐々に歌舞伎ポーズに飽きてきた設楽さんに「もう笑ってないもん!笑ってない思い出が残るなんてイヤなの!」「じゃあずっと見てて、面白くなってきたら撮って」という日村さん。ゆうに10秒経過してこらえきれず笑いだした設楽さん、シャッターを切る。日村「それだよ!」設楽「なんかわかった、楽しくなってきた」最後は2人で。そこらへんの外人さんに撮影をお願いしてデジカメを渡し、テンションの差を埋めるため打ち合わせる2人。さて撮ってもらおうと向き直ったら、くだんの外人さんがいない。設楽「…………カメラとられた?」日村「盗られた!ファック!」

‐オープニング
うああんSAKEROCKじゃなかった!物足りない...
映像はかわらずかっこよく、カメラとダイヤで。

・dumb cluck
明転すると、丁稚姿の日村さん=タメ吉。落語の出囃子とともに「『ざんぎり頭を叩いてみれば文明開化の音がする』と申しますが...」と落語家風に語りだす。時代は江戸から明治に変わったのに「あほのタメ吉」は何も変わっていない。日村さんのあほの演技がね、やっぱりとてもいいんです。タメ吉は何年経っても丁稚のままだし、自分の背中が見たくてくるくるまわってるうちきもちわるくなって吐いた。「あほがまともなことを考えるとあほになる」というタメ吉、でもあほなりに好きな人がいる。お店の旦那さんの娘さん。夕暮れまで辻に立っていて、誰からも話しかけられなかったら想いを告げる、という賭けをします。
日村さんが袖にハケて、次の登場したのはダブルのスーツで蝶ネクタイを結んだいでたちの設楽さん。彼はついにタイムマシンを作りだした天才科学者。子どものころから「あほのオサム」と呼ばれてきた。オサム博士の名字は「阿呆野」というのです。そのせいで不良に呼び出され、裸ででんぐり返しをさせられたりした屈辱。このときの不良の声真似はPUNKSの彼で、会場大喜び。オサム君は「先祖に『阿呆野』という名字をつけされなければいい」と考える。そして研究のすえタイムマシンを発明し、オサム博士は平民苗字許可令〜平民苗字必称義務令が発令された時代へ――。
タメ吉の立っている辻に送られてきたオサム博士。「あの、すみません」と話しかけられて泣きそうなタメ吉、かわいそうだ(笑)!「あぁあ、あぁあ!話しかけられちまったぁ〜〜!」しかし切り替えは早いタメ吉、あなたはタメ吉さん?と尋ねられ「そうです、私がタメ吉です(※変なおじさんのノリで)」これ2回くらい言ってたな。
オサム博士のひいおじいさんはタメ吉だったのです。「阿呆野」姓をつけさせたくないオサム博士、かきくどくもそもそもタメ吉は理解できず。名字の法令について説明しても「あほのタメ吉」でわかりやすくていいじゃないか、というタメ吉。そんなことしたら子孫が苦労するでしょう?とオサム博士に言われても、自分が結婚なんかできるわけないと笑っている。業をにやしたオサム博士、「あなたは結婚して子孫を残します、私はタイムスリップで未来からやってきたあなたのひまごです」と告げます。しかしタメ吉はあほなので時間の概念を理解できない。オサム博士「タイムストリップ」→タメ吉「タイトストリップ?」このくだり笑ったわ〜執拗すぎた。未来・現在・過去を説明されて動きだけ真似るタメ吉。おもむろにタメ吉が「それはつまりこういうことかい?」とタイムスリップについて。「馬の小便をお茶と間違って飲んでも、飲まれた馬にとったら知ったこっちゃない」オサム博士「ハァ!?」ここ意味わからなすぎて爆笑した。
未来から家族写真を持ってきたオサム博士、タメ吉に見せようとするも、写真が消えかかっている!「これは未来が変わって存在が消えかかってるパターンだ!」オサム博士はバックトゥザフューチャーを見たようです(笑)なぜ消えかかっているのか?実はタメ吉が結婚するはずだったのは旦那の娘さん。それをオサム博士に話しかけられたせいで想いを告げず、結婚もせず、子孫も生まれないという事態に。でも今ここにいる自分は消えていなくて…というお決まりのタイムパラドクスに陥るオサム博士「考えろ考えろ考えろ!」タメ吉「考えるな考えるな考えるな!」
冒頭の出囃子がながれ、「え〜というわけでございまして、あほが考えるとあほになるということで。おあとがよろしいようで」
この一番大事なサゲの部分をわたくしごっそり忘れてしまっております。あれ、ほんとに何だったっけ?
なんかちょっと尻切れトンボな感じがしたんですよね...。

‐ブリッジ1:地域性
♪デーブデーブ百貫デーブ、という歌からはじまる2人の会話。「白い」がやたら出てくる設楽さんの歌、カエルやキュウリが「青い」日村さんの歌。どっちも大阪とは全然違うわ〜。♪インドの山奥、ではじまるレインボーマンの歌も。これは日村さんバージョンの♪インドの山奥電報うったらっきょが転がり〜〜♪という短すぎる歌が不思議な余韻でクソおもろかった。♪いちにいさんまるしいたけ、の歌。「でっこんばっこん」という謎の擬音が出てくる日村さん、なぜか百貫デブの歌にループしてしまう設楽さん(笑)なんでこんな他愛ないことがおもろいのかしら。

・a guard
テレビ局駐車場のガードマンの先輩(日村さん)と後輩宮田(設楽さん)。車が混んできてうまく誘導できずてんぱってくる宮田、補助に入ってくれる先輩「宮田!おい宮田!」。ますますてんぱる宮田、突如「辞めます!」「ええ!?いや、やれよ宮田!」「やだぁ!」半泣きの宮田くんはなぜか踊りだす(笑)手首くるくるさせるオシャレなダンスをおぼつかない感じで踊りながら「本当はダンサーになりたかったんだ!」「えぇえ!?」再び(笑)。しかし先輩はとりあえず車を誘導しなくてはならないので、視界のすみで踊りつづける宮田を確認しつつも車を整備、そして無事収束。「な、できるんだよこんなの」と言ってくれる先輩に「やっぱ俺できないです、本当はダンサーになりたかったんです、踊ったことないけど」。先輩「うん、そんな感じしたな」宮田「俺はどうしたらいいんだー!」
そんなパニック状態なのに、さっき誘導した黒いワゴンの後部座席に上戸彩が座っていたことを目視していた宮田。「おまえすげえな!」とほめる先輩に「もしも上戸彩が彼女だったら?」妄想をふる宮田。にやにやして、でもすぐ「びえええん」と泣きだす先輩、何もない自分には上戸彩を楽しませることができないという。そこで提案される楽しませ方(遊びたっぷりフリースタイル)↓
1.先輩の上腕をさわると「マー」と鳴く:とてもしつこい宮田君。徐々にブレてくる先輩。
2.背中を叩いたほうが勝ちゲーム:上戸役の宮田君のすさまじい追い込みと至近距離でのメンチ(笑)役割を替えても同じ展開になってしまう2人。
3.「やって」と言われたことをすぐやる:「カミナリ」「ゲボゲボの男」「ツータッタ」などの無理難題。ツータッタのステップが気に入って長めにやる先輩(笑)
一度暗転して明転、2人して怒られている。最後に上腕を押されて「マー」。

‐ブリッジ2:フィンガーピアノ
iPhoneアプリのフィンガーピアノで別れの歌に挑戦する2人。初心者なのにやたら器用に弾ける設楽さんと、序盤で躓く日村さん。「おもしろい!なにこれおもしろい!」ハマる設楽さん。

・good and evil
椅子に座っているスーツの2人。椅子は白黒で、白には「善」、黒には「悪」と書かれています。座る椅子によって2人は性格がころころ変わる。バナナマンの演技力の妙。日村さん(悪)が「由美子に電話して昨日の晩は一緒にいたって言ってくれよ」というところから始まる。この由美子をめぐる恋愛と2人のあいだの友情がストーリーの軸ですが、めまぐるしい「善」と「悪」の切り替えがキモなので、要点だけ。
 ・「この豚マンジュウ!」でたー
 ・実は貴族ではなく農家の出だった日村さん、急に訛る
 ・日村さんから設楽さんへの罵声「ゴボウ!」...ゴボウ?
 ・珍しく日村さんにボコられ振り回される設楽さん(なんだかラーメンズの「蒲田の行進曲」を思い出す)
 ・設楽さんから巻き上げた10億の使い道を考えるうちに「善」の椅子に座ってしまった日村さん、世界中の恵まれない子に使いたい、つくった米を食わせて農業を教える(※超訛り)
2人ともが善の椅子に座ることで和解し、親友同士としてお別れしようとする2人。しかし日村さんが「悪」の椅子に座ってしまい、冒頭の「由美子に電話して昨日の晩は一緒にいたって言ってくれよ」のやりとりに戻る。
今年のバナナマンのオチは、ちょっと今までと違うかも。

‐ブリッジ3:冷蔵庫のあまりものでつくるおかず
ナイキの靴、エヴァに続く第三段は恐竜の世界。もはや笑いとかそういうのではない、執念。そこかしこにニイルセンの狂気をみる(このシリーズってニイルセンがつくってるんですよね?)

・すぐ立つ
ヒム子だ!これはめずらしい、女役じゃなくておかま役です。オカマは初めてかな?カフェ的なところで人を待っているヒム子。そこに「よぅ」とやってくる設楽さん。2人は旧知の友達のようで、会話のつかみで「フルーツポンチ」の逆を言わされるヒム子。ヒム子の口癖はやっぱり「お会計して〜〜」(@ゴッドタン)です。「おまえ〜」とつっこむたび立ち上がるヒム子、そんなヒム子に相談が。実は明美と結婚しようと思う、という設楽さんに、「ウソお前固めんの?固めんの!?身!身!身!」←この畳みかけおもろかった。でも2人を心から祝福するヒム子。設楽さんはプロポーズのしかたや指輪の渡しかたがわからないので、女心を知るヒム子に聞きにきたわけです。ヒム子はおかまだから結婚できないので、なんだかいいなあとうらやむ。でもヒム子には夢があって、海外でジュエリーデザイナーになりたい。だからヒム子がいつか設楽さん達の子どもに指輪をつくってあげるってさ。しみじみ。で、結婚はサプライズがいいよね!ということでヒム子が妄想を喋り散らかす間、居眠っている設楽さん。怒って起こされた設楽さん「じゃあさ、はい」とテーブルに指輪ケースを置く。「サプライズがいいんだろ?」とやたら男前な設楽さん。しかしヒム子にプロポーズしたわけではなかった。設楽さんは結婚を機に地元に帰って家業のうどん屋を継ぐので、もうヒム子には会えなくなる。がんばってジュエリーデザイナーになれよ、と立ち去る設楽さん。ヒム子大泣き。もらった指輪を嵌めようとして、もちろん指太すぎて全然嵌まらない(笑)「これ小っせ!」(超おっさん声)

‐ブリッジ4:爆竹の導火線を爆発前に切れるか
スタンガンや目隠しオムライス、コーラ飲みに次ぐ実験系。これはやってることがおもろいというより、日村さんのたたずまいとズレていく主旨がおもろい(笑)最後はテーマが「爆発する爆竹を目の前にして微動だにせずにいられるか?に変わっていました。本当に微動だにしない日村さん、すごい。

・Are you satisfied now?
いつものプチミステリ系。
明転、日村さんが座って釣り針を垂れている。完全なる「あほ」の顔で、虚空をみつめながら微動だにせず。おもむろにポケットからおむすびをとりだし、もぐもぐもぐもぐ。水筒からお茶を飲んで、虚空をみつめながらまたもぐもぐ。この間がもうすっっごい長くてねえ、客席はゲラゲラ笑ってるのですが、日村さんもこらえきれず笑い出してしまい、顔を隠すために俯いてました。おお珍しい。
そこに自転車で通りかかる駐在さん(設楽さん)「おい、パンメン!」呼びかけるも日村さん無反応。「無視すんなよパンメン!」呼ばれた日村さんいわく、「パンメンって呼ぶのは仲間だけだ。君は同級生だけど仲間じゃない」なんだか理屈くさいパンメン。2人はもと同級生なんだけど、設楽さんはクラスの1軍で日村さんは2軍だった。そういえばなんでパンメンって呼ばれてたの?と尋ねる設楽さん「パンと麺が好きだったから?」パンも麺も好きだけどごはんが一番好きなパンメン。炭水化物好き。そんなパンメンに昼間っから釣り糸垂れてるんじゃないよ、と諭す設楽さん。「そんなこと君に言われたくないね!」反抗的なパンメン、どうしてもこの川の鯉を釣りたいらしい。そんなんじゃ結婚もできねえぞ、と諭されて「僕にだっていい人がいる」というパンメン。設楽さん「カラス?」やたらカラスに懐かれてる(パンメンの家業がまんじゅう屋で、売れ残りをカラスが漁るから)けど相手は人間の女性、なんと給料3ヵ月ぶんのダイヤの指輪を!ポケットから出そうとしておむすびが出てきたのはご愛嬌。いくつおむすび持ってるの?「誰に?誰だよ?」と相手をしつこく尋ねる設楽さん「じゃあ俺が名前挙げてくから、お前は何も言わなくていい」パンメン「いやだ!顔に出る恐れがある!」あんのじょう最初に挙げた「マコさん」で顔に出まくってバレる。マコさんは数ヶ月前に東京から来た人で、パンメンに友達になってくださいと言ってくれた女性。それだけで、実は付き合ってもいないし告白すらしていない。なのにマコ饅頭までつくった(笑)そんな人に指輪を渡そうとしているパンメンが鯉を釣ろうとしているのは、むかし2軍の奴がこの川で鯉を釣り、1軍の女と付き合ったという大事件があったから。鯉を釣って告白するんだ!でも非常にも「もうここでは鯉は釣れないよ」と告げる設楽さんにいらつくパンメン、「遊んでないでパトロールしろよ!」。設楽さんすーっと裾にはけ、戻ってきて舞台を一周して「オッケイ♪」パトロール終了。
これ見てよ、と1枚の写真を差し出す設楽さん。その写真には中学生男子2人が映っていて、1人は頭にパンツをかぶっている(笑)。ケラケラ笑う日村さんに、見てほしいのはその隣だという駐在さん。彼はササキマコトといって2人の同級生。実はササキマコトは東京で宝石詐欺をしていて、捕まる前に行方をくらましてしまった。もぬけのからになった部屋には女性用の下着が。設楽「その写真、隣でパンツかぶってるのお前だぜ?」パンメン「えええ!?」そのあだ名は「パンツ仮面」からきているのでは?という話に。徐々に過去を憶い出しはじめるパンメン。中学時代、2軍はパンツをかぶる会を結成していたのだが、女と話さないという鉄の掟があったうえ、パンツを被りたい派のパンメンと履きたい派のマコト君が対立し、会は解散することに。そんなマコト君は高校に入る前に転校してしまう。パンメンへの別れの言葉が「お前といる時間が好きだった」。なんだかおかしくないコレ?
これに対する設楽さんの推理はこう。マコト君は都会に出て宝石詐欺師になり、逃亡する先に故郷を選んだ。しかもパンメンはもうマコト君に会っている。そしてマコトはパンメンを好きだったんじゃないだろうか。数ヶ月前に東京からきた女性=マコさんはマコト君じゃないのか?マコト君がパンツをかぶるんじゃなく履きたかったのも、最後に「楽しかった」じゃなくて「好きだった」と言ったのも、女との付き合いを鉄の掟で許さなかったのも、自宅に女性下着があったのも、マコさんがパンメンに近づいたのも、全部説明がつくではないか。絶望した日村さん、ダイヤの指輪を川に投げ捨ててしまいます。あらら。
パンメンの「ちくしょう!」で暗転、EDロールが流れる。おや、辛いまま終わるのかい?と思ったらもちろんそんなことはなくて、明転。
呆然としているパンメンのもとに設楽さんが駆け込んできます。
犯人がタイで身柄を拘束されたとの報が警視庁から入ったとのこと。そう、結局マコさんは全然別人だった(笑)1ミリも合っちゃいなかった設楽さんの推理。あわてて川に入って指輪を必死にさがすパンメン、けっきょく指輪は出てこないけど鯉をみつけます。それは奇跡が生まれる鯉。設楽さんに取ってもらった網ですくって、鯉を手に入れたパンメン。そこから先はわからない。暗転。

・EDトーク
公演を重ねてだんだんうまくなってきたというバナナマンの2人。「プロだからね俺たち」自画自賛してたけど、プロは最初っからずっとうまいと思う(笑)ただ慣れてきたせいか、いくつかハプニングが。最後のミステリコントで写真を手帳に挟み忘れていた設楽さん、パトロールのくだりですーっと袖にはけたのは写真を取りに戻ってたんだそうです。台本にない動きに慌て、間が持たないのでおむすびもう1個食おうかと思った日村さん(笑)。あとおむすびつながりで、冒頭のシーンで笑っちゃってごめんなさいと。客席の何人かとばっちり目が合って、「俺がずーっとおむすび食ってるの見てるんだこの人たち」と思うとおかしくてしかたなかったらしい。
あとは例によって売れてないグッズの販促など。ありがとうございました!で、幕。


浅いようで深く、単純なようで凝っていて、男でないようで男で、優しくないようで優しい。その機微を瞬間で切りとるスナップの数々。
今年も本当にありがとう。また来ます。



2010年08月06日(金)
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