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■ 愛に溺れてフワフワ
ライセンス出演フレンドパークの傷心が癒えない今日この頃、皆様いかがお過ごしですか。 わたしはフレンドパーク永久保存版の木更津キャッツメン/オードリーの回を見て平常心を取り戻さんと躍起でした。あの子らはほんまにあかんたれやで...。 そんなことより今日は小沢君ひふみよツアーの追加公演1日め。でも関西公演はもっとずっと後なので、チケットが届くまでじっと我慢の子です。うーそわそわする。 で今日は6時半に仕事切り上げてチャリで梅田に向かって疾走。中ノ島から中崎町こえて、茶屋町でちょうど20分くらい。 東京のかっちょいいおじさまたちを見てきました。
■シティボーイズのFilm noir〜トーク祭り〜2010/05/18/Tue_19:00-@梅田芸術劇場メインホール
着くまでチケット確認してなくて、シアタードラマシティだと思ってたよ。おいおいメインホールて!3階席って!おそろしい高度から舞台を見降ろすハメに。しかもおそろしい近さに超巨大シャンデリア(ヨーロッパの大聖堂とかでもそうだけど、巨大で荘厳な建造物をみるとむしょうに破壊したくなる衝動は何なんだろう)。開演して出てきたお三方はヤクルトぐらいの大きさ。オペラグラス持ってけばよかった…!
フリートークでは何度となく「いとうせいこうを呼べ!」と思いました。きたろうさんの自由と斉木さんの無法に拍車がかかり、何となく泳がせている大竹さん。理屈屋の末っ子=つっこみマシーンを投入しないと収拾がつかないくだりが多発してた。
OPトーク:ゆるすぎてほとんど覚えていない!ふぃるむのーわるって何?という話をきたろうさんがド頭でしていた気がする。ゆるいのは台本もリハもない角さんの番組に出てきたから(ちちんぷいぷい)。ドン小西はデザイナーでセンスがいいのにどうして自分の服のセンスの悪さだけわからないんだろうね?とも言ってた※きたろうさんが無邪気に(無言で詰め寄る大竹さん)。
映画「俺の切腹」:南極料理人の監督さんで、明日処刑される剣士が辞世の句が気にかかりまくる時代劇。「泣きそうじゃ」から「クリエイティブとは何だ?」まで、台詞と間でけっこうクスリときました。主演は夙川アトム。いい味出てた。あいつはできる。
トーク:大竹さんと斉木さんによる「俺の切腹」時代考証ダメだし。次いできたろうさんによる夙川アトムの芝居ダメだし。気持ちで演じるきたろうさんと形式で演じる斉木さん。ふつうに斉木さんの勝ち「俺の演技はパロディだから」かっこいい。あと3人それぞれが辞世の句を詠んでいました。きたろうさんの朗読がかわいいので気持ち悪がる大竹さん。大竹さんの句が微妙すぎた。
映画「遠い少年の日」:多摩川で水切り教室をひらくリストラサラリーマン福森さん(きたろう)とその生徒の外資系リストラサラリーマン(大竹)。それをドキュメンタリー風にとるカメラ。大竹さんがおじいちゃんにしかみえない!!シティボーイズ好きな人が撮ったんだろうなあ、というショートフィルム。二人がコツコツ積み上げたリアリズムをぶちこわす道場破りの浮浪者(斉木)。
トーク:↑はまさにシティボーイズの関係性。つっこみの大竹さんとお笑いボケのきたろうさんが積み上げたものを、反則大ボケの斉木さんが破壊する。そんなトークの合間にも舞台にいない斉木さん。大竹さんときたろうさん小競り合い(フリ)→ハハーンさん登場!このくだりが2回あった!わーうれしい!10年以上も前のキャラ・ハハーンさんが拍手と歓声で迎えられる不思議。斉木さんはハハーンさんが好き。
ドキュメンタリー「中村有志」:きたろうさんが中村有志の異常性に密着。生でナレーションするきたろうさん。内容は詳述しがたいなあ。格闘技三昧→カビ訴訟→炊き出しという流れ。炊き出す側に電撃ネットワークと田代マーシーが!
トーク:中村さん登場。異常だという自覚がない中村有志。体の右側にAさん、左側にBさんが入っていて二人が円柱の場合と球状の場合で歩き方は変わってくる。パントマイマーは仮想現実に生きているから。うん、喋ってる意味がほとんどわかりません。大竹さん「気違いだよ!」でも斉木さんにはわかる。斉木さんも自分はいたってノーマルだと主張。きたろう「異常な人ほど自分の異常性には気付かないんだよ、ドン小西だってそうだよ」ドン小西違う。しかも後ろで斉木さんが自分を忍者だと主張している。いとうせいこうを呼べ!大竹さん一人では全然追っつかない。
映画「dark on dark」:大竹まこと監督作品。これも内容は書きあらわしがたい。あの年でこういう世界観を撮ろうというのは若いなと思った。大学生の作品でも違和感ないよね。老いさらばえた身体が笑いどころ。
EDトーク:意味なんて考えたらダメだときたろうさんが言っていました。大竹さんの映画論がいつかのカリカ家城さんのシュール論と同じだったので、へーと思う。映画の世界がこちらの世界と全然違っていて理解が至らないとしても、向こう側の世界が世界として成立していたらそれでいい、あとはこちら側の解釈次第、というもの。とすると家城さんのほうが演出者としてはすごいな。 映画に出演した斉木さんが勝手にコマ割を決めてしまって思ったものが撮れなかったと大竹さん。いくつになっても仲の良いことで、素晴らしき哉。
最後は例によって斉木さんのリサイタル。「dark on dark」に出てきた大道芸フワダンス(その前に中村有志の最低なダンスがあったのだが、あれは心の大事な場所にしまっておきます)。ドレスも映画中では未完成だったのが、やっと完成しました。そんな呑気な。歌も完成したらしい。途中、子どもがツボって大笑いしてたのがほほえましかった。
あんなバカでかいホールでやる必要はひとつもないライブでした。くだらねー、とにこにこしながらチャリで帰ってきた。いつものGW公演は10月にやるそうです。チケットとれたら行こう。 しかし彼らおじさまっていうか、もうおじいさまかもしれない。それもまたよし。
途中でどっか寄る気力もなく帰ってきたら、兄作のやきそばがあった。いつもごちそうさまです!しかし材料ないのにどうやって作ってるんだろう。
気になる ・前売り500円とリーズナブルすぎるBコース羽生先生の単独ソロライブ、行きたい。でも5月中は東京に行く余裕がない。だれかレポ書いてくんないかな。 ・無煙タバコ発売。嗅ぎタバコは鼻の粘膜から吸うものだ!ニコチン中毒者は潔くあれ。 ・google・yahoo等のクローラーのアクセスがはんぱないけど、エンピツで検索避けできないのかしら。 ・ブラマヨとサバンナとフットのバランスシート、私は今んとこフット>サバンナ>ブラマヨ。芸人として。
2010年05月18日(火)
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