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■ 通り過ぎた街から街へ行く。
ただいま〜。 昨年5月ぶりの深夜バスで身体じゅうバッキバキですが、念願の東京シュール5が見られて本当に幸せ。今年は春から縁起がいいやね。 チケット等でご厚誼いただいたIさん、本当にいつもいつもありがとうございます(平伏)。東京若手トークにまでつきあっていただいた。
備忘録はちびちび書き足していく予定なので、先に記事だけ上げちゃう。 日曜が押見プロデュースで、月曜が田所プロデュースです。
■東京シュール5 押見泰憲とお正月 2010/01/03/Sun_14:30-
カリカ/犬の心/POISON GIRL BAND/しずる/ライス/かたつむり林
解説:犬の心 押見 代表:かたつむり 林
1時間半ほどのライブ構成は各コンビのネタ→目隠しビーチフラッグ→新春大喜利。これだけならきわめてスタンダードなライブです。しかし今回の押見プロデュースは「DVDの副音声」がコンセプト。 1月3日収録のライブがDVD化されたという設定で、後日に犬の心押見と東京シュール5代表かたつむり林(以下、カリカ林さんとかぶるのでかたつむりは蝸林)の解説が影マイクみたいに入るかたちです。いつのまに林大介は代表にまでのし上がったのか。
舞台も客電もついたままのアナウンス「みなさんに今ご覧いただいているのが客入れです」。 本ライブでは押見さんと蝸林さんは一度も舞台に姿を現さず、ひたすら舞台を見守って茶々と無茶ぶりに徹してました。副音声と舞台上の声とがかぶりまくるので、非常に情報量の多い、ある種集中しづらい多重音声ライブ。副音声聞いたほうが笑えるけど、どうせなら舞台のネタもちゃんと見たい!というジレンマ。A席をいただいたおかげで、舞台の生声が聞こえていたのでどちらかというと舞台寄りでライブみてました。だからほんとに大体の雰囲気の備忘録です。DVDになればいいのに〜。このライブはその場にいないとわかりづらいよ…
まずはカリカ登場。副音声「家城さん(服の色が)淡いですね〜淡さで攻めてきました」たしかに淡い藤色のトップに淡い千鳥格子柄のパンツだった気がする(靴はドぎつい赤=赤兎馬の色、だそうで)(家城さん三国志好きね)。収録時に副音声が聞こえるわけはないので、進行中の家城さんは副音声に反応してはいけない。聞こえない「態」で苦笑こらえるのに必死。これはやりにくそう! OPトークで客席にどこから来たかを問うカリカの自虐「僕らなんて千葉のクソ野郎じゃないですか」副音声「出ました千葉のクソ野郎発言!」(※ここらへんでシティボーイズの妥協兄弟を思い出すわたし)蝸林は絶妙なタイミングでダメージのでかい茶々を入れていた。例:「やっぱりこう見るとカリカさんってバランスいいですよね」→カリカふたりとも一瞬固まる。
各コンビ呼び込み。犬の心池谷→ポイズン→しずるで、呼びこまれないまま次に行かれそうになったライス。「ちょ、ちょっとちょっとお〜」2人揃ってのベタな登場、シュールのライブなのに序盤10分で師匠クラスのベタです。いいなあライスおいしいなあ。そのほか、池谷さんのくだりで副音声「こういうアングルで相方をみるのは初めてですが、男前ですね(押見)」「気持ち悪いですね(蝸林)」発言があったり(※舞台上では池谷さんがヒートテックの黒をロンT扱いしていることの是非が問われていた)、ポイズンのくだりで阿部ちゃんの黒スーツの妙と吉田さんのナチュラルさ(ぼっちゃん具合)について副音声が喋りすぎ、ポイズンが繰り出した強めのボケ=左ジャブが全然当たらなかったりと、舞台上の芸人にとってはやりにくいまま展開。しずるはドラマで共演中の俳優さん裏話などをおもしろおかしく話しているのに、副音声にさんざん茶化される。「おっタレントトーク!」「(※村上の鮮やかな水色パーカーを指して)あんな水色着れませんよ」影マイクではどちらの声かが判別しづらかったのですが、コメントに悪意があるのが押見さんだと思います。ライス関町は副音声に田舎のおばちゃん呼ばわりされていたような。バランスの悪いライス、田所さんは体型いじられてたんだっけな。 副音声関係なく、カリカに「まだ成熟していない若いオスゴリラ」呼ばわりされてた池田と、1月3日のココイチカウンターで出くわしてしまった池谷&家城組と阿部&林組の暴露話;林さんがカレーじゃなくハヤシライス食ってた→なんでそこにライスがいないんだよ!にほっこり。かたつむり林もいたら2皿できるね。
まずはネタで、しずる→ライス→ポイズン→池谷→カリカの順だったかしら。 しずるはテレビでもやってた視力検査コント。演じはじめるや否や「出ました青春コント!」と叫ぶ副音声。さっそく挫けるしずる。そのほか抱き合うシーンでは「腐女子ポイント!」(※これは確実に押見コメント)など。蝸林は「僕がシュール5にかかわってるのはそもそもしずるさんが遅刻したからですよ」「この後ブルーベリーが出てきます」「収録だとブルーベリーは裾に投げるけど営業ではサービスで客席に投げる」等、いちいち演者の心を乱すコメントを繰り出していました。実況だけではあきたらず、Wikipediaから拾ってきた資料を読み上げて羞恥を煽る副音声。過去のコンビ名ピスタチオとチョコサラミだったんだね。 そのほかの潰しどころ↓ 池田「…ブルーベリー…?」(副音声「出ーまーしーたー!」) 両目をふさいだ池田の名台詞「見えません!」(副音声「そりゃそうですよね」) よろよろしつつも何とかセリフは飛ばさず、しずるのネタ終了。
次のライスは妖精ジャックのコント。これは初見でした。 RPGっぽいメルヘンな世界観で、関町さんは王様に手紙を届けにいく旅人。田所さんの右手が仲間の妖精ジャック。田所さんは黒装束で、右手にグリーンの手袋を装着。手袋が妖精みたくひらひら動く。副音声「パペットマペットですよね」「ネタ合わせのときにかぶってるとか考えなかったんでしょうか」「黒子のくせに顔は出したかったんですね」本番前いちばん髪型を気にしてるとばらされた田所さん、ダメージ大。関町に対してはコスラッチに始まり、昨年クリスマスの元カノに振られたシチサン話など。副音声「元カノがいたことが驚きです」。関町さんはよく通るいい声。しかし彼の乳首が浮きまくっていたことと、パンツのチャックもフロントホックも全開だったことがいまだに謎だ。 ライスもかなりよろよろしつつネタ終了。副音声はライスいじりがとまらず、次のポイズンの漫才が始まってもまだライスネタを喋り続けていた。
ポイズンの漫才をこんなに近くで見れるなんて!ネタはM-1敗者復活の五木ひろしではなく、子どもができたら。キムタクを360度回転して見せる阿部ちゃんに爆笑した。こえええ! 副音声によると、ポイズンの漫才にはたった一度だけ2人の視線が合致する瞬間がある。それが見どころなのだとか。副音声の煽り「さあ合うか!?合わない!」「吉田さんは合わせに行ってるんですけどねー」このときだけ吉田さんがちょっと崩れた。あとはポイズンはちゃんとネタやってたように思います。副音声がそんなに記憶に残ってないもの。終盤で2人の目が合い、変に湧く会場(笑)
池谷さんは相方が副音声中なのでひとり刑事コント。しかも無駄に新ネタをおろしてきた。詳細は省きますが(何をどうやっても彼のコントはシュールではない)、副音声(押見)「(鼻につめたティッシュのひらひらがふわってなるのが)このコントのキモなんでしょうね」いやな相方だなあ〜。避妊やめた話とかしてたんでしたっけ。池谷さんは副音声に惑わされまくっていた気がする。このへん副音声の記憶が曖昧。副音声「一件落着で終わるなんて時代劇以外ないですからね」これは押見さん。なんだかんだで相方のフォローにはなってたような。
カリカはいつもの面接コント。面接を受けに来たのは桑田佳祐→瀬川瑛子→丹頂鶴。丹頂鶴をこんなに間近で見れるなんて!あいかわらず残念な桑田モノマネに、副音声「練習してから来てほしいですね」「自信あるんでしょうか」。副音声ブースで押見から蝸林への無茶ぶり「林さんもこのモノマネは得意ということで」「僕は桑田のモノマネでここまでのし上がってきましたからね」。乗った!歌いはじめる副音声の桑田(けっこうクオリティ高い)と舞台で喋り続ける桑田の奇跡のサラウンド。このくだり悶絶したわー。瀬川瑛子モノマネは鼻クタのあれで。副音声「これは瀬川瑛子のモノマネをしている人のマネです」。林さんがせっかく気をきかせて瀬川瑛子もサラウンドにしようとしてくれたのに、副音声の2人が喋りすぎて聞き逃し、実現ならず。惜しい!なにやってんだ副音声!でも資料読み上げの際に家城さんのブログ炎上の件にふれ、もうそろそろ再開していいのでは?と問題提起してくれたのでよしとします。丹頂鶴は、よかった。
ネタ後は企画コーナー。ぞろぞろと舞台に出てくる各コンビ。 阿部ちゃんの服装が変わってる!スーツのままだと動きにくいからなのか、休日のお父さんのようなダサさが滲むセーターとスラックス。2時間弱の公演のなかで一番衝撃を受けた。ポイズン大好きだ! ゲームは目隠しビーチフラッグで、2人対戦です。 ここでも副音声は性格の悪さをいかんなく発揮し、無茶ぶりに継ぐ無茶ぶりで演者を翻弄していた。
※まだまだつづくよ。でもこのペースだと1週間はかかってしまう...
2010年01月03日(日)
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