ヒルカニヤの虎



 だけど帰るあなた

すみません、かたつむり中澤さんのブログに今後の予定載ってました。
野球観戦の件で「謝罪いらんだろ」と思ってから全然覗いてなかった。
ナガモノが最後ではなく、活動自体は11月いっぱいだそうです。
2日連続でオリラジあっちゃん来訪。よかった。
どっちもM-1待ってます。

日曜の東京はぽかぽかしたいい日だったので、ぞんぶんに浅草観光を楽しみました。午前は本郷のほうにも寄り、兼安、不忍池、湯島聖堂、湯島天神、神田明神などなどのんびり歩いて回る。健全に観光した日曜。
おかげで眠くてたまらない月曜朝です。あー腰いてー。

カリカオールを思い出しつつ書いてたら全然終わらなかった(というか3部で筆が止まる)ので、もう後日にまわします。比重1割だった日曜の押見一門会in浅草花月から。
押見さんが先々月にカリカオールを卒業したのは知ってたので、どうせ東京行くなら片方だけでも犬の心を見ておきたい、という算段で行ってみた一門会。見事に中肉中背の男たちが一堂に会する。DOI(グランジ遠山+LLR伊藤)とシュール5末っ子(しずる池田+ライス関町)にジューシーズ松橋が加わっただけです。せまっ!誘ってたピクニックさんは神保町の芝居で来られなかったそう。
主催者いわく「仲が良い男子中学生達が、学校の休み時間に教室で女子の視線を意識しつつ遊んでいる」ライブ。本当にそんな感じだった。何ならシチサンよりゆるいよ。炭酸の抜けたというか何というか、仲良しこよし6人がわちゃわちゃやってるのをほほえましく眺めなさい、という方向性です。押見さんの舐められっぷりはさすがだなあとか、LLR伊藤さんとグランジ遠山さんの小競り合いとか、9期3人の三つ子っぷりとか、いずれにせよ多大な母性が必要。
押見さんも最初に「非常に志の低いライブです」っつってたけど、いやほんとにね!その言葉掛け値なし!最後のコントのオチ(食パン食わせ合い)はよかったけど。しょっぱなでプリッツゲームとフィーリングカップルが始まったときには本気で帰ろうかと思った。怒ったわけでもひいたわけでもなく、日曜の晩に東京で何やってんだ私と猛烈に我に返ったゆえの脱力感です。ガチホモは大好物ですが(※後日のカリカトークレポ参照)、ボーイズラブ@押見は金出して見たいもんでもない。オコチャさんのナイスアシストで救われた。
ライブ自体は企画とコントを交互にやっていく構成で、企画は前述のプリッツゲームと客の悩みに大喜利で答えるのと、あとピンポンサッカーと寄り切りだけ相撲?もう1個くらいあったかもしれません。コントは某掲示板の悪意の書き込みと、伊藤ちゃんの缶蹴りと、部活のマネージャーと部員。これももう1個くらいあったかもしれない。伊藤ちゃん缶蹴りのときの押見のおちょくり(魚のヒレみたいに手を前後にひらひらしたまま低い体勢で走り回る)が最高にイラっとした。
三つ子のなかではしずる池田が頭ひとつ抜けてすごいなと。大喜利の関町「キッコーマン」光ってたけど、池田はゼロ安打でも空気感でもっていきます。売れるってきっとそういうことなんだな。LLR伊藤ちゃんの立ち位置はなんかよかった。遠山さんすごいがんばって声はってたのに、最後に下ネタでド滑ってて不憫である。いい人。
肩の力抜いて気楽にみた人勝ちのライブで、あんまりこういうライブ行ったことないので新鮮でした。若干の戸惑いは否めず。でも客席のみなさん結構テンション上げてらっしゃって、やっぱり能動的で協力的。アンケート回答もお笑いのツボをおさえていてすばらしい。一緒に楽しい空間を作っていこうという姿勢がいいですね。バナナマンやラーメンズではありえない客層・雰囲気だもの。浅草花月は古くていい舞台だったし。会場2階から水的なものが洩ってたみたいですけど。
このあとは京橋花月のBENKEIが控えているので、出演の2人には挽回を期待します。※作り込んだもののほうがやっぱり好きだ。

2009年11月16日(月)
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