ヒルカニヤの虎



 だけど海だけ棄てないで

だるい。夏バテかなー。
よって日記にも活力がない。水曜の地上波もいまいち。おねマス録画できてなかったのが痛恨でした。バカヂカラはおもしろいなあ。

私はいざテスト勉強や論文書きなどで脳に加重がかかると全力でほかごとに逃避するタイプ。今回もじわじわ来ている。だいたい過去に得た知識知見、生まれたものはほぼ逃避の結果で、結局そっちが本業や本筋になったりする。思考や行動パターンが徹底的な逃避なんですよね。
昨日もようつべとニコ動巡礼していた。おまえはお笑いの論文を書くのかと。

カリカ家城さんのブログのエントリ削除、理由をさっき知る。要するに創作という観点からの非合法薬物擁護ってことなんですよね。家城さんは感性でものを書くので誤解を招いてしまったのだろうな。言わんとするところは澁澤とよく似ていて、鋭い人だなと思うんですけど、ああいうものを書くときは法について定義しとかないと蜂の巣になっちゃう。あとアンフェタミンとトルエンはしょうもないので嫌いです。
ここ最近の薬物取り締まりと今回のことを本意気で書くと長文になるのでさわりだけですが、たった50年前までアンフェタミンが合法だったことくらいは報道すべきだ。どういう経緯で取り締まり対象になったかの歴史性を無視して、刷り込み的に薬物ハンタイでは是非の議論すら成立しなくなる。法を問えとまでは言わないけど、理由のない反対はたやすく賛成にひっくりかえるから、こわい。今の風潮はドラッグの質を問わなさすぎるし、そのくせ犯罪の質によって人格まで規定しやがる。胸糞がわるい。
ああそうだ、あともし家城さんがラリって作ったコントでも面白ければ私は愛します。捕まれば法と権力を憎む。だから前置きとして「私はやらない」と宣言するのはやめようぜ。先のことはわからないから、約束なんかしなくていい。中島らもですらそうだった。らもが非合法薬物で捕まったこと自体はショックでもなんでもなかったけど、「非合法には手を出さない」と言い続けていたことを破ったのが複雑だった。

2009年08月20日(木)
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