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■ 泣きじゃくってブスな顔
兄から大日本人みたよメールがくる。 嗚呼兄さんやっぱりか。では見届けに行かねばなるまいよ。
毎日毎日お笑い漬けで昨日は結局アメトーーク(日村でてた)、ガキの使い、それからバナナDVD「good hi!」を観ながら夜中3時過ぎに寝る。 赤えんぴつはいいなあぁ(うわごと) 日常生活において特記すべきことはなし。うつしよはゆめ、よるのゆめこそまこと、と乱歩ちゃん。
さて2つ質問をいただきました。
毎日1度は出てくる頻出ワード「赤えんぴつ」とは、 バナナマンのライブでよく上演される歌ものコントのことです。 2人はマイナーな四畳半フォークデュオでライブをやってる。 おーちゃん(設楽)がボーカル、ひーとん(日村)がギター。 パターンは毎回ほぼ同じで、 ・歌は本気 ・ひーとんがおーちゃんを座ってるパイプ椅子ごとなぎ倒す ・ケンカ ・ひーとん泣く ・たまにおーちゃんも泣く ・仲なおり(お互いに指で相手の体をトントンとノックする) ・やっぱり歌は本気 ……こいつらなんて痛々しくていとおしいのか!!(叫) これを公衆の面前でやってるかと思うともう。 おーちゃんはチューリップハットにブーツカット、下駄にてろてろの長袖シャツで振り絞るように歌う。ひーとんは赤いバンダナ(変な髪形)、赤いタンクトップでギターをかき鳴らします。 歌う歌はもはやフォークとはいえないノンジャンルだけど、どれも魂入ってていいんだ。 そして何よりたたずまいがとてもいい。 舞台は海底みたいな青いライトで、座ってる二人が赤く滲む。 大好きだちくしょうおぅぉぅ。
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ヒルカニヤの虎というのは、うーんと、「なんだかよくわからないもの」です。 梶井基次郎の「のんきな患者」で結核の主人公が「俺はヒルカニヤの虎だぞ」と心に念じる場面があるんですが、彼自身「ヒルカニヤの虎」なるものがなんなのかわかってない。 勢いだけの言葉だと思っていただければ。 たしか熊楠「十二支考」にヒルカニヤとインドに虎がいてすんごい速く走るんだよ的なことが書いてありますが、でも私のなかでは「よくわからないもの」の象徴です。 書いた人間もよくわかってないし、読んだ人間もよくわかんねえな、といういいかげんさでゴー。
2007年06月08日(金)
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