diary

2007年09月20日(木) ジャイ子さま

いや、ほんと、ジャイ子にはかなり勉強させられてる。いや、勉強させてもらっています。感謝してる。あの子はまるで私の分身のようだもん。鏡を見てるというより、ビデオを見せられてる気分になる。

ジャイ子は天然じゃない。そこんとこは私とは違う。でも、私の天然は作られたキャラなので、本来の私はジャイ子みたいな感じ。ジャイ子は「どういう風に見られたいか」という希望が違ってるせいか、戦車のようい『ごーいんぐまいうぇい』って感じ。ずどどどどどど、とド迫力。

私は「ソフトでかわいい印象」を目指して天然の皮をかぶってみたら、自分の予定とは違って、他人から見ると「単なるバカ」になってしまってるので、私は私で失敗なんだけど。

ジャイ子が私に対して横着なのは、私にも問題がある、と思った。私の様子がバカっぽいからなめられて付け上がらせてるんじゃないかなあって。

確かにあの子は自己顕示欲が強くて、誰に対しても自分のが上でいたいタイプなんだけど、それは私とそっくりなのよね。今は違うから「昔の私」ってことにしておこうかな。私はそれを隠すために、バカを演じてるほうがましだという選択をしたんよね。今は「バカに見られても損をする」ってことに気付いたので、それを変えてる。言葉遣いとかしぐさを中心に変えようって意識してる。

*****

一昨日、ジャイ子はものっすごく不機嫌で、やつあたりも絶好調で、ほんとコイツ、まじでいつかやっつけたい!と思うほどむかついたけど、その夜、ジャイ子からお詫びのメールがきた。わりと長めの文章だった。

さすがのジャイ子も「やりすぎた」っていう自覚があったんだと思う。悪いと思ってるかどうかはさておき、「一応、謝っといたほうがいいかな」的に。

ジャイ子は感情のままに動く。不機嫌なときは不機嫌のままを態度に出し、謝りたくなったらすぐ謝る。それはかっこ悪いんだなっていう実例を見せてもらった。すごく参考になった。

お詫びのメールが来たら、無視するわけにもいかないし、返事を出さなくちゃなあと思った。

「いい加減にしてね。ほんと。まじめんどくさい。いちいち相手してると疲れるから、気にしないで適当に受け流すつもり」
これが本音なんだけど、こんな内容で送るわけにはいかないことはわかってるので、いろいろ考えた。

「イライラしてた自覚があったのなら、そうさせた私にも原因があったんだと思うよ。だから謝らなくちゃいけないのは私のほうかもしれないので、気にしないで。いやなことも仕事だと思ってわりきってるから。環境の変化に慣れていないのはお互い様だから、どう接すればいいか探りながら慣れていけばいいと思ってるよ。仕事もそうだけど、不機嫌なジャイ子ちゃんにも慣れるつもりでいるから大丈夫よ。心配かけてごめんなさい」って送った。

ある意味でこれは私の本音。物は言いよう。

実際、私のが年上だから、ジャイ子もやりにくいところはあると思う。私がどんな人なのかまだよくわからないだろうから、そういう不安もあるんだとは思う。

ジャイ子はイライラしたことに対して謝ってるけど、私がイライラしてたのはそれじゃない。「仕事ができないヤツはきらい」って言いすぎるところがいや。人に厳しく自分に甘いところ。自己評価、高すぎ。

ジャイ子は入力スピードも速いし、ミスもない。そういう意味で仕事はできる。でも、仕事は個人プレーじゃない。勘違いも甚だしい。私に対してはあんまりしないけど、他の人に対しては言い方がきつすぎる。

上司も上司なのよね。自分が注意するよりジャイ子に注意させるほうがラクだから、そのまま放置。かわいそうにジャイ子は汚れ役。本人は自分の汚れっぷりに気付いてなくて、自分は仕事ができるかっこいい女だと勘違いしちゃってるけど・・・。

要するに上司にさえ気に入られれば、あとは雑魚だと思って見下してる。口癖は「私ももう3年もやってるからねー」。いやいやいや、まだ3年だし。ついでに派遣だし。

嫌われるよりかわいがられるほうが得すると思うよ、言い方ひとつで変わるんだよ、って言ってあげたい気もしないではない。ああいう仕事のやり方をしてたら、他の会社では通用しない。社員なら一生そこで働けばいいからいいんだけど、派遣ならいつかは転職するか退職するんだから、ちょっとでも自分のプラスになるようなスキルを身につけるほうが得だと思う。会社からもらえるものは、お給料だけじゃない。毎日9時間近く会社にいるんだもん。それだけの時間を費やした「経験」っていうスキルも当然身につく。変な癖が身につけば、それは次の職場で変えるのは大変。一度身についたことは、無意識で出てしまうから。私なんか「いらっしゃいませ」を言わせたら、今でもファミレス口調だからね。ファミレスで4年バイトしたときに毎日何百回も「いらっしゃいませ」を言ったから、そりゃあしょうがない。私の天然キャラも話し方も、飲み屋で働いてたときの癖だし。そうやって体にしみついてしまうことってある。良いことも悪いことも。

言いたいのは山々だけど、それを言うんなら私もちゃんとやらないとまずいよね。それはそれでめんどうくさい。なので考え方を変えて「ジャイ子さん、好きなようにしてください。私も好きなようにします」って思うことにした。

ジャイ子は男勝りな性格で、服装もすべて男の子みたい。自分でも「私はさばさばしてて男勝りな性格」って自覚があるし、そういう自分を気に入っているらしい。髪の毛もショートカット。伸ばしたことはないんだそう。

でも、どうがんばったって女の子なんだから。女の子は女の子らしいほうがかわいいよ。言葉遣いも乱暴で、男みたいなしゃべり方をするんだけど、男がおねえ言葉を使ってもかっこよくないのと同じで、女の子が乱暴な言葉を使うのはかっこよくはない。若いときはいいよ。ボーイッシュなのもかわいい。「やってらんねーよ」とか、若い子なら言ってもいいと思う。29歳の女が使っうと見てて痛い。やりすぎ。とにかく言葉が汚い。

変わって欲しいとか変えてあげたいとか、そういう気持ちはさらさらない。昔の私なら「変えてあげたい」って思ったと思う。でも今はそこまでするのはおせっかいだってわかる。オナニーみたいな自己満足だってこともわかる。あの子はあれで、今の生活に何の不自由も感じていないんだろうし、「これじゃダメだ。このままじゃきつい。何がいけないんだろう」そう思うときがくれば、たぶん、イヤでも変わると思う。

私がそうであったように。


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