Skipper Johnの航海日誌

2007年06月05日(火) 京都から本を送ってくださいました。ありがとうございます!

今日はオフィスに思いがけぬ本が届きました。

届いた本は「生かされて(Left to tell) Ms. Immaculee Ilibagiza著・PHP」です。送ってくださったのは京都の小池さんというお友達です。

小池さんとは先月東京で開催された阪本啓一さんのセミナーで知り合い、「金縛りの解消法!?」とか楽しい話題で盛り上がり親しくさせていただいています。

今この本を読み始めて、すばらしい本だということがよ〜くわかってきました。

著者のImmaculeeさんは1994年にルワンダで発生したツチ族に対する大量虐殺を奇跡的に生き延びた生存者です。政府発表によると100日間で100万人が虐殺された大惨事だったそうです。

Immaculeeさんは両親と3人の兄弟を全て失い、牧師にかくまわれて狭いトイレで7人の女性と三ヶ月間立ったまま潜んでいたそうです。声も出せない三ヶ月間は地獄のようでしたが、神への祈りを通じて気づくところがあり、殺戮を繰り返す人々を赦せるようになりました。

牧師がフランス軍のキャンプに誘導してくれ、その後彼女は神の手に導かれるかのようにさまざまな試練を乗り越え、なんと3ヵ月後には国連で働くようになったのです。

「祈りと肯定的な考え方」で、最悪の状況から自分を導いていきました。これほどのつらい経験が人間にあるのかというなかで、殺戮者たちへの許しがたい感情と闘いながら、母と兄を殺した実行犯を許しました。

一番難しい「許す」という体験を極限の中でできたということ、これは日常生活ではもっと簡単にできると思いました。





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Skipper John