ぺニンスラフリーメソジスト教会 牧師メッセージ

2008年01月13日(日) 聖日礼拝メッセージ

「はじめに神は天と地とを創造された。」 創世記1:1


メッセージ題 「全能なる神をあがめつつ」 

 先週は父がメッセージをしましたから、私のメッセージとしては今年最初ということになります。今年最初は聖書の最初の箇所からメッセージをいたします。
 ここには、神様が天地を創造されたと記されています。そして5日間で次々と地上を整えられ、6日目に動物や人を造られて、7日目に休まれたとあります。この創造の七日間を、そのまま文字通り一週間とするのか、それとも表現としての七日間であって、実際にはもっと長い年月であったとするのか、聖書学者によって意見の分かれるところです。ですが、私は今朝、そういうことを論議するつもりはありません。それは重要なことかも知れませんが、もっと重要なことは、「神が天地を造られた」ということであり、「人は偶然の産物ではない」ということです。つまり、天地も人も、神の意思によって創造されたものだということなのです。
 日本漢字能力検定協会が約10万人にとったアンケート結果によりますと、2007年を漢字一文字で表現すると「偽」になるということです。食品偽装問題、政界の汚職、中国には偽のディズニーランド出現などなど、2007年は嘘に塗り固められた偽りの年であったと、こういうことだそうです。
 信じられるものが何も無い、嘘と偽りの世の中・・・。このようなことが現実の世界かも知れません。しかし聖書は、天地を創造し、私たちを創造し、永遠の命を備えるために十字架と復活を成し遂げてくださったお方を確かに指し示しています。偉大なる主、全能なる神、そして愛によって私たちを救いへと導いてくださるお方が我らの神であり、主なのです。このお方に目を注ぎ、希望を抱いて2008年を生きようではありませんか。

ペニンスラ フリーメソジスト教会
牧師 榊原 宣行



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