☆空想代理日記☆
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昨日は快晴だった。バニラアイスを飲むように浴びたくなるくらいの快晴であり、本当に浴びたりしたら救急車を呼ばれてしまいそうでもあった。
せっかくの快晴なので、トレーニングでもしておこうと思った。
河川敷で走るふうのウォーキングを敢行した。とても清々しかった。この清々しさは、名付けて『ピラニアの跳び蹴り』にした。
河川敷では花見らしき宴で騒いでいた団体がいた。少し遠目で視たので、生きた人間を天ぷらにしているようにもみえたし、太った小学生を全裸にしてローションまみれにしているようにもみえたのだった。
それは、かなり別世界に感じられた。
しばらくトレーニングしていると、「へっへっへ。大好物は成人男性のスネなんですよ」とか言ってそうな黒い犬がいた。かなり反則ぎみの顔面だった。
案の定、不逞者はその黒い犬に追いかけられたのだった。超空腹でペティグリーチャムにくちゃくちゃと喰らいつくように、不逞者のスネはボロボロになってしまうのかと少しだけ悲しくなった。
飼い主さえいなければ、投げっぱなしジャーマンをくらわしていただろうと思う。残念である。
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