☆空想代理日記☆
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昨夜は満月だった。たぶん。なんとなく丸い月だったような気がしたので、おばあさんが狼に喰べられていないか気になった。
満月は犯罪率に影響しないのかを10分くらい考えた。いつだったか記憶ははっきりしていないのであるが、誰かが満月について誰かに語っていてそれは犯罪率についてだったかなんであったかはまったく記憶にない。つまり、どうでもいいのであった。
どうでもいいついでにもうひとつ。昨日はカレーを喰べようと思った。前回、調子にのって連日喰べたところ、やっぱり完膚なきまでに打ちのめさたからであった。いわば復讐心に燃えているのだった。
しかし店内は思いのほか混雑していた。不逞者より先にカレーが運ばれてくるニポンジンたちは、すべて死んでくれたらいいのにと思った。
待つことが、待つことよりも嫌いなのでコンビニへ行った。
そこには暴走族らしき若者がいた。なかの1人に『ガリガリ君』のような者がいた。ものすごくジョリジョリと後頭部を触りたくなった。見た目が大人の不逞者は、わなわなとなっている右手をおさえてコンビニから去った。満月は怖いと思った。
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