☆空想代理日記☆
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昨日は、不逞者の先輩にあたるとてつもなく大きな女性のところへ行こうと思った。その先輩の名字は知らないが、人々は『じゃす子』と呼んでいた。
思いのほか外は寒く、やっぱりやめた。まるで不登校児のような心境であった。
仕方がないので不逞者宅から弁当屋まで旅をすることにした。
やっとの事で到着したと思ったら自動ドアがあかないといった、学級新聞のネタにもならないような事件があった。でも、軽く足で押すと開いたのだった。もちろん大きな音が響いたので、注目の的になった。
厨房には3体ほどの地球人がいて、不逞者の注文した弁当をつくってくれた。言葉を発するだけで3体も動きだすと、不逞者は急に偉くなったのではないかと勘違いするほどだった。
不逞者の弁当をつくってくれた地球人に、あとでこっそりビックリボールでもあげようと思った。
そのあとは野良犬のように弁当を喰べるだけだった。一応不逞者も人間なので、8通りの喰べ方と12通りの箸遣いを考えた。そして選んだ喰べ方は、ひと口喰べるたびに「ウガンダ」と叫ぶ方法だった。
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